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新古今和歌集 / 山家集 / 金槐和歌集

佐藤恒雄著

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784106207105
ISBN 10 : 4106207109
Format
Books
Publisher
Release Date
September/1990
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • おおた

    薄いからとあなどるなかれ。新古今和歌集を初めとした鎌倉時代に成立した和歌集について、基本的な情報はもちろん、読み方や成立の歴史について写真入りで解説されている。和歌集に触れずに本書を読むのは意味がないけど、興味のとばぐちにはなるかも。京都や鎌倉、はては後鳥羽上皇が流された隠岐の写真を見て、自分でも彼の地を踏み、1000年近く前に生まれた感情と三十一文字を思い返してみたい。

  • maekoo

    それまでの伝統的古歌や漢詩や和漢の故事そして源氏物語等の解釈を踏まえた上で本歌取り等の重層の表現に溢れた新古今集と、平家の滅亡等混乱した世の狭間で宗教観に裏打ちされた自然や人の心の表現を詠いあげた西行の山家集、そして歴史に翻弄され時の定家や後鳥羽院と交流を持ち和歌に自らの生を見出した実朝の金槐和歌集! その成り立ちや関わった人物群像、作品の特徴と代表的な和歌を学べる啓蒙書で、豊富な関連絵図や写真を参考にしながら楽しく其々の作品世界を学べます! 平安末期から鎌倉期の中世初期の文壇と作品成立の背景を知れます!

  • かみしの

    本書で主として取り上げられる後鳥羽院・定家・西行・源実朝を始め、藤原俊成、鴨長明、慈円、寂蓮など多くの文化人が生き、交流した時代のことを考えるとわくわくしてしまいます。中世初期の三大歌集の性質と、代表歌のアウトラインを、数多くの図版とともに解説してくれているので、入門にはうってつけなのではないでしょうか。定家の『百人一首』と、実朝の『金槐和歌集』が、ともに後鳥羽院への慕情を、集を挙げて表明しているというのは、なかなか面白い気がします。文化人を惹きつけてやまなかった後鳥羽院の魅力が垣間見えるようです。

  • 果てなき冒険たまこ

    定家の新古今和歌集、西行の山家集、そして源実朝の金槐和歌集。この3人を中心に資料もたっぷりで中世和歌の世界を堪能できる。残念なのは少し判が小さくて見にくい読みにくいことだけど中身はとても充実していた。特に今まで気にしていなかった源実朝の実力。悲劇の将軍の側面ばかり取り上げられがちだけど、この人が長生きしたら和歌の歴史は少し違っていたのかもと思えてしまう。まぁそれは無いものねだりなのはよくわかってるけど。

  • 半べえ (やればできる子)

    ★★★

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