佐藤彰一(西洋中世史)

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世界の歴史 10

佐藤彰一(西洋中世史)

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784122050983
ISBN 10 : 4122050987
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2008
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Content Description

ヨーロッパ社会が形成された中世は暗黒なだけの時代ではなかった。ゲルマン民族の大移動、権威をたかめるキリスト教、華やかな宮廷文化と祈りにみちた農村生活、そして十字軍遠征、百年戦争と、千年の歴史を活写する。

目次 : 地中海のほとりで/ ゲルマン人の国家と政治/ 転換期の心性と日常生活/ 初期の経済と社会/ 文人たちの肖像―ことばと政治/ 新たな勢力と社会のしくみ/ 森と獣と土塊の物語/ 封建制下の騎士と農民/ キリスト教世界の展開/ 都市の革新/ 水と細菌と炎の物語/ 国民国家の懐胎

【著者紹介】
佐藤彰一 : 1945年、山形県に生まれる。68年、中央大学法学部法律学科卒業。76年、早稲田大学大学院西洋史学専攻、博士課程修了。日本学術振興会奨励研究員。愛知大学助教授、名古屋大学助教授を経て、名古屋大学大学院文学研究科教授、博士(文学)。専攻は西洋中世史。研究テーマは、フランスを中心とする中世初期の国制と社会

池上俊一 : 1956年、愛知県に生まれる。79年、東京大学文学部卒業。81年、同大学大学院人文科学研究科修士課程修了。横浜国立大学教育学部助教授を経て、東京大学大学院総合文化研究科教授。専攻はフランスとイタリアを中心とするヨーロッパ中世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • coolflat

    いくらなんでも社会史中心すぎる。まずヴェルダン条約やメルセン条約について書かれていないことにびっくりした。各国の成立過程もほとんど触れられていない。流石に百年戦争はちょっと詳しく書かれているが、それでも足りない。とにかく歴史の流れが分かりにくい。初心者が手を出す本じゃない。玄人向きの本といえる。本書に限らず、この『世界の歴史』シリーズには、アレッ?と首を傾けるようなのが何冊かある。そういうのは大抵、政治史中心の通史になっていなかったりする。政治史を骨格にし、社会史なり、生活史なりを付け足す形にしてほしい。

  • えとろん

    旧『世界の歴史 中世ヨーロッパ』とは違い心性史、社会史を主に取り上げているので、通史はわかりづらい。旧『世界の歴史 中世ヨーロッパ』を読んで通史を頭の片隅に入れて読むと、中世の暗黒どころか生き生きもしている社会を改めて味わうことができるのではないかと思った。

  • tieckP(ティークP)

    他のレビュアーさん達の書かれてるとおり、政治史を省きすぎているのではという気がする。自分はときおりヨーロッパ中世についての本を手に取るから、情報が少ない中世を、必ずしも興味を抱いていないひとに魅力的に見せる方法として社会史中心が有効なのは納得するけれども。最低限、大文字の歴史を並べてその因果くらいは説明していただけたら良かったのになと感じた。筆者については、前半のほうが読み手の思考をうまく運べている感じで好みの文章。後半はややアクが強かったけれど、ひとによってはその言葉の圧力に魅了されるのかもしれない。

  • KAZOO

    中世のヨーロッパを千年にわたって概観しますと、この時期は主教が大きな勢力を持っていたことと都市国家が主要な役割を果たしていたということがわかります。このようにみると今のEUは昔の時代に戻ったあるいは先祖返りしたということなのかもしれません。またこの本はかなり庶民の生活などを詳しく記述していて興味深く読みました。

  • CAESAR_YOKOHAMA

    中世ヨーロッパ史の受講に先立ち、テーマの前もっての理解のために購入。すでにローマ帝国崩壊からゲルマンによる支配、東ローマ帝国の権威から世俗的にも宗教的にも切り離さることによるヨーロッパの成立、そして封建社会から絶対王政への変遷といった大きな政治的流れという骨子をある程度理解しているからこそ、本書はそうした知識に肉付けをするといった意味で大変有意義であった。

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