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英語圏女性作家の描く家族のかたち

佐藤宏子(英米文学)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784623047703
ISBN 10 : 4623047709
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2006
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

イギリス、北米大陸、大洋州、インド、アフリカで、20世紀の後半に英語で発表された女性作家たちの短編小説の中から、「家族」関係を中心にした、「人間の絆」をテーマにしている作品を選び、15編を収録する。

【著者紹介】
佐藤宏子 : 東京女子大学文学部英米文学科卒業。東京大学大学院人文科学研究科英語英文学専攻修士課程修了。マウントホリオーク大学英文科修士課程修了。東京女子大学名誉教授。専攻はアメリカ文学・女性学

川本静子 : 津田塾大学学芸学部英文科卒業。東京大学大学院人文科学研究科英語英文学専攻修士課程修了。津田塾大学名誉教授。専攻はイギリス小説(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    私にとっては家族と不和になった出来事を逐一、思い出させる作品集でした。結構、1980年代に描かれた作品ばかりで、尚且つ、アフリカやイスラム圏などのイギリス国外の家族を描いてイギリスの家族像と比較する様な作品が多かったのが意外でした。特に親の望みと子の望みが必ずしも一致しないがために子供が卑屈になってしまう話は就活の面談練習で「卑屈になりすぎる」と言われた私にとっては、我が身を見ているようで辛いと同時にラストにホッとしました。女と男編では、性行為を行うより前の過程に思わず、顔を顰めていました。

  • くさてる

    粒揃いの女性作家アンソロジー。とりわけ、フェイ・ウェルドン「週末」がすごかった。もうすべての女性必読。主役と主役のこども以外全員の登場人物を機関銃で撃ち殺したくなるほど苛立ったほど、恐ろしくひきこまれてしまって読むのをやめることが出来なかった。ある意味でホラーとしか言いようがない内容だと思うけど、そこに描かれているのはあくまで日常。75年の英国が舞台だけど、きっと、同じ光景は現代の日本にだってみつかるはず。苦しくて苛立たしくてやりきれず、でもユーモアもある。すごいなあ、と思いました。

  • だけど松本

    母と娘、母と息子など、テーマ別に分類されてて、母と娘のなかには自分の母を重ねて涙腺がゆるみそうになるものもあったりしたけど、全体からみるとあまり胸にくるものはなかった。インドとか中東のものに関しては、その国の文化がアメリカやイギリス以上にわからないので、家族関係よりも新しく知識になるようなその国の文化がとても新鮮だった。

  • 金糸雀

    女性作家だから?父と息子のカテゴリーはなかった。

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