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寝てもサメても 深層サメ学

佐藤圭一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784863112988
ISBN 10 : 486311298X
Format
Books
Release Date
May/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

定説崩壊サメ読本、登場!うっかりサメに人生を捧げてしまった科学者二人が語る最前線サメ話。

目次 : 1章 サメの多様性と進化(サメは世界中に何種類いるのか?/ サメの2大派閥 ほか)/ 2章 想像を超えるサメの生態(サメの寿命はどれほどか?/ なぜサメのペニスは2本あるのか? ほか)/ 3章 サメの複雑怪奇な繁殖方法(サメの奥深い繁殖方法/ ジョーズの複雑な子育て方法 ほか)/ 4章 サメとヒトの深い関係(縄文時代のサメの歯コレクター/ とても大事な“サメとヒトとのソーシャルディスタンス” ほか)

【著者紹介】
佐藤圭一 : 1971年生まれ。栃木県出身。博士(水産学)。1990年北海道大学入学、同大学大学院水産科学研究科・博士後期課程修了。2000年より沖縄海洋生物飼育技術センター(国営沖縄記念公園水族館)、2002年沖縄美ら海水族館勤務を経て、2013年(一財)沖縄美ら島財団総合研究センター・動物研究室長。現在は研究センター上席研究員および沖縄美ら海水族館統括責任者を兼任している。軟骨魚類の比較解剖学・分類学・繁殖生態学などを専門分野として、幅広くサメエイ類の調査研究および普及啓蒙活動を行っている

冨田武照 : 1982年生まれ。神奈川県出身。博士(理学)。2011年に東京大学・理学系研究科地球惑星科学専攻・博士課程を修了後、北海道大学総合博物館、カリフォルニア大学デービス校、フロリダ州立大学沿岸海洋研究所の研究員を経て、2015年より(一財)沖縄美ら島財団総合研究センター・動物研究室研究員。水族館事業部魚類チーム兼務。軟骨魚類の進化学、機能形態学が専門(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 1.3manen

    HearteningUのLesson5がサメの話があるので。2020年11月現在、科学的に有効な種のサメは、世界553あるという(010頁)。サメとエイの関係性について、白井滋博士は20年9月に若くして他界(029頁)。惜しい人を亡くした。ジンベエザメの体重は、全長9.1m、体重6360sとのこと(047頁)。ニシオンデンザメの寿命は最低272年、最大392±120年(059頁)と、人間なんてもんではない。サメの謎は結構多いらしく、この分野を目指す研究者にアドバイスも載っている(180頁)のは心強い。

  • たまきら

    ある程度サメのことを知っている人にお勧めなサメ本です。「軟骨魚類は原始的」と頭に入っていた自分にはもう驚きの最新研究が紹介され、ワクワクしっぱなし。そういえばむか〜しヘリコプリオンの化石でワクワクしたなあ…なんて思い出しながら、最新の論文や画像を検索しつつ読みました。しかし長く生存してきた種というのはやっぱり面白い生態があるなあ。サメの多い水族館は色々行ったけど、ぜひ気仙沼のシャークミュージアムにも行ってみたいなあ!

  • booklight

    現役学者がサメ学の現在をわかりやすく。サメの赤ちゃんはお腹の中でどう育っていくかとかよくわかっていない。胎生も卵生もいれば、卵黄で育つのもミルクで育つのも隣の兄弟を食べちゃうのまでいる。そニシオンデンザメが400年以上生きる可能性があること自体不思議だが、その計測方法が目の水晶体に1950年代の核実験ブームの放射能が残っていてそこからどれだけ成長したかという話で複雑な気分になる。オールカラーで写真多数。中表紙がカラーで背びれがデザインされていて震えた。あー、好奇心がそのままに仕事になってうらやましいわ。

  • みき

    素晴らしい本。学者が一般向けに書いた本にハズレはないと自分の中では定説なのですが本書も期待に違わずに面白い。サメは世間のイメージに反して研究がほとんど進んでいないことや最新の学説など普通に生きてるだけでは知ることのない知識を仕入れることが出来た。僕はおそらくこの知識を使うことはないだろうが「将来のサメ学者」にとっては人生を変える1冊になるかもしれない。表紙はポップ、文体もポップ、しかし中身は骨太な本です

  • Arisaku_0225

    沖縄美ら海水族館の研究員が執筆したとあって、内容も単なる「好き!」や「事実」が書き並べられているだけでない、もっと深くdeepな内容に知的好奇心がくすぐられる。先端のサメ研究を扱いながらも、サメに興味のある小学生でも読めるような易しさを兼ね備えている。これを手に持ちながら水族館に来る子供がいると考えると、解説する学芸員はかなり大変だろうなぁ。

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