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「量子論」を楽しむ本 ミクロの世界から宇宙まで最先端物理学が図解でわかる

Katsuhiko Sato

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569573908
ISBN 10 : 4569573908
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
April/2000
Japan

Content Description

相対性理論とともに、現代物理学のもう一つの柱といえる「量子論」。人間の構造・進化から宇宙のはじまりまで、あらゆる現象を解明するとされるこの物理法則は、我々に未知の世界を垣間見せてくれる。本書は、難解とされる量子論のポイントが一目で理解できるよう図やイラストを多数使って初心者向けにわかりやすく解説。最先端物理学の世界が手軽に味わえる画期的な入門書。

目次 : 序章 量子論の世界へようこそ/ 1章 量子の誕生―量子論前夜/ 2章 原子の中の世界へ―前期量子論/ 3章 見ようとすると見えない波―量子論の完成/ 4章 自然の本当の姿を求めて―量子論の本質に迫る/ 5章 枝分かれしていく世界―解釈問題を追う/ 6章 究極の理論へ向けて―量子論が切り開く世界

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ヴェルナーの日記

    大雑把にいって光とは、粒子と波動という2つの性質を同時に併せ持つということを極小レベルで取り扱ったものが量子論とされる。あまりにも極小レベルなので日常における人間レベルでは認識できない。よって“シュレーディンガーの猫”なるパラドックスを招くのだが、これはすべて“ハイゼンベルクの不確定性原理”が起因している。ある特定の粒子の位置と運動量の関係を突き詰めていくと確率論的にしか特定できないということ。ただ擬似的に自分たちでも認識する方法がある。それは早い速度で移動する乗り物に乗り、外の景色を見ると体験できる。

  • ehirano1

    理解することよりも本書のタイトルにあるように「楽しむ」ことに焦点を当てた結果、わからないこと、いやひょっとしたら未だわかっていないことがあるんじゃないかとワクワクしました。理解できるから楽しめるのではなく、わからないことだらけと禅問答まがいのことや果てはパラレルワールドも解釈に加わり、それはそれはワクワクしっぱなしでした。序章にも「量子論」は自然界全体の仕組みがどうなっているかを表した“考え方”や“思想”です、と書いてありますしね。

  • (C17H26O4)

    うわあ、面白い。とても面白かったです。おすすめしてくださった読友さん、ありがとうございます。初めて量子論に触れる人にも興味深く読めるよう、大変親切に書かれています。順を追って、頻繁に振り返り繰り返し、重要なことは太字で。しかも章ごとのまとめもあって至れり尽くせり。読み飛ばすこともなく、付箋いっぱい貼ってわくわくしながら最後まで読めたなんて感激です。感動です。新しい知識が増えてだいぶ興奮しています。

  • ehirano1

    願わくば、冒頭のシュレディンガーのネコ、ボーア、アインシュタインの一匹と2者で終始続けてほしかったなぁ・・・。

  • ちくわ

    物質の最小単位は原子ではなく、それを構成する陽子、中性子、電子が最小単位…これが自分の常識だったが今では違う。さらに細かく分解され、存在が判明しているだけでも17種類の素粒子が!さらに原子の質量の99%は強い力で、u+u+d=陽子だが質量計算すると10+10+20=1836になるとかもう頭が爆発しそう(笑)。感想…量子論は『群盲象を評す』の寓話に近いのかな?極一部が現時点で判明しているだけで、全体像は把握出来ていないのかも。知ったかぶりする人っているけど、世の中=分からない事だらけの証左みたいな事例だね。

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