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大学の問題問題の大学 鬼才と碩学が語りつくす「まっとうな大学論」

Masaru Sato

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784788716001
ISBN 10 : 4788716003
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
竹内洋 ,  

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • やまやま

    バントを命じられた星野君が二塁打を打ち、試合に勝ったので褒められると思いきや、監督から叱られるという道徳の教材の裏に、関東軍参謀のようになってはいけないという含意があったというのは有名なことのようであるが、評者は知らずにいたのでまずは印象深かった。このように考えれば、歴史教科書や道徳といった科目への対峙の仕方は懐の深いものになり、「マニュアルで身につく」を超えた知識の取得になるという点は同意できる。「コミュ力」のある学生ばかりもてはやさず、知識欲や勤勉性などの近代的能力も高く評価すべきという点も同感。

  • ムーミン2号

    この本には問題点が二つある。一つは対談の内容が広範囲にわたりすぎていて、ごくごく表面的なことしか記されていないこと(本当はもっと長時間の対談だったのではないか、と思ってしまう)。そしてヒドいのは、目次内容と対談内容がマッチしないことだ。この目次を作ったのが誰かはもちろんわからないが、あまりに乖離しすぎている。もっと別の括り方もあったのではないかと思うが、そうすると大看板の「大学の問題 問題の大学」から離れてしまうのだろう。大学に勤める者としては、中途半端な印象しかないが、一般的にはどう受け止められるのか?

  • Happy Like a Honeybee

    学びて思わざれば、則ち罔し。思ひて学ばざれば、則ち殆し。 僅か200ページであるが、教育現場での問題点が要約されている。 プロレタリアートとは子どもしか産めない者の意味。 元新潟県知事にみられる全能感と恋愛。 星野君の二塁打と関東軍のアナロジー。

  • ta_chanko

    何のための教育か。これまでに人類が蓄積してきた叡知を維持・発展させるため。金儲けのためでも、立身出世のためでもない。2019年度は出生数が87万人!原点に立ち返り、本当に意義のある教育を懇切丁寧に実施していかなければ日本の存続すら危うい。無償化や奨学金の幅を広げることや、博士課程まで進んだ者の価値を社会的に認めること、入学偏差値ではなく学び続ける姿勢を評価することなどが不可欠。

  • 元よしだ

    読了〜 ”危機の正体”の方がおもしろかったです。 ただこの本で 千葉雅也さん”勉強の哲学”に触れていた のがおもしろかったです。難解な千葉さん本、佐藤さん解釈を読んで再読しようと思いました。

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