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格差社会を生き抜く読書 シリーズ ケアを考える

Masaru Sato

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480071798
ISBN 10 : 4480071792
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

波瀾万丈な人生を歩んできた佐藤氏と、貧困の現実を熟知する臨床心理士の池上氏が、格差社会のリアルを語る。危機の時代を生き抜くために役に立つ読書案内。

【著者紹介】
佐藤優 : 1960年生まれ。作家・元外務省主任分析官。同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。現在は、作家活動に取り組む

池上和子 : 博士(学術)、臨床心理士。東北福祉大学特任准教授および赤坂アイ心理臨床センター代表。精神分析的心理臨床ならびに児童養護施設、里親への支援、研修を中心に活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 緋莢

    図書館本。多くの著作を持つ佐藤優と、臨床心理士で児童養護施設、里親への支援、研修を中心に活動する池上和子が「現代の貧困」を議論した本。<貧困の意味は社会や時代によって大きく異なる>、<(日本とアフリカ諸国の)貧困は 意味するところが質的に異なります。この二つの貧困を同じ基準で考えることは問題があり、事実をゆがめることに つながると考えられる>というのが最初の方で出てきます。(続く

  • Taka

    資本主義は格差を拡大していく傾向がある。一億総中流の夢から覚めた日本。アンダークラスがアンダークラスにいるおかげで日本経済は成り立っている。人は感情の生き物だ。自己責任と切り捨ててしまうのもわかる。だから政府があるんじゃないか。今必要な日本の為の制度はなんなのか。非認知的スキルの重要性。非認知的スキルとは、結果がすぐ出ないことに焦らず、経験を積み重ねれること。ああ、このスキルが育ってないと。日本の福祉はシステムの外にいる人に冷たい。日本は子供に冷たい社会。このままでいいんですか?見ないふりで今日も生きる

  • ののまる

    映画「プリズン・サークル」を観たところなので、ここに書いてあることがしっくりときた。挙げられている本を読んでみます。社会的養護(児童養護施設)と家庭養護(里親や特別養子縁組制度)の現状について、そして子ども時代を奪われたまま、いきなり社会に放り込まれる若者たち。「自分の生い立ちには物語がある」ことに向かい合い受け止める作業をしない限り、虐待や貧困にある子ども達は大人になっても 苦しみ続ける。

  • Happy Like a Honeybee

    池上和子氏との二冊目の共著。 児童養護専門家だけあり、現場の声を実感する。 モンテッソーリ教育、本来は障害者向けの教育。 貧困問題、教育格差、社会保障など、これからの日本を考える上で不可避なテーマが多い。 読者は他人事とは思わず、何かしら行動できればと思う次第。

  • アトム

    題名から期待していた内容とは違っていたが、面白かった。「あらゆる問題は自助努力の欠如という側面と社会構造の歪みに起因する側面の、両面をあわせもっている。その両面を考慮しつつバランスをとって、自らが直面する問題を分析することはなかなか難しい。」

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