Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• Kentaro

  読了日：2019/03/19

  政治家がお金を得る方法は二つのタイプに分かれます。 ひとつ目は恒産を得ることです。日本の場合は不動産でしょう。だから政治家は無意識のうちに不動産を買って集めたがります。反対に不動産を求めないタイプの政治家は、親にものすごい資産があります。そのカネをもらって政治をやるのです。ウェーバーは自営業でひとつだけ政治家を出来る仕事があると言っています。それは弁護士です。政治に影響力を持つためには、不動産を持っているか、親にカネがあるか、弁護士であるかが必須だとしています。政治活動をしながら経営など回せないからです。

• かわうそ

  読了日：2022/01/30

  政治家に必須な能力とは責任性、情熱と判断力である。目測とは物事や人に対しての距離感を測ること、それにもかかわらず！と何度も立ち上がることができることがすなわち情熱である。一方で、その3つの能力以前にお金持であるとか地主か弁護士しか政治家になれない現状を打開しなければ、まともな政治は生まれないだろうな。優れた政治家の息子が優れた政治家が少ないのがそれを証明しているし、今の日本は政治のために生きてる政治家が少なく、大半の政治家は政治家によって生きているから日本の政治が腐ってくのも無理はない気がしてきた。

• y_nagaura

  読了日：2019/04/04

  ポリス（政治・国家）とオイコス（家）。オイコスではビア（暴力）がルールとなる。ユニット型組織としての共産主義運動とイスラム国とAKB48。

• 九曜紋

  読了日：2016/03/05

  マックス･ウェーバーの「職業としての政治」をテキストに、佐藤優氏と石川知裕氏が対談するという体裁。ウェーバーの原文を基に現実の政治問題に引き寄せて主に佐藤氏が解説する、という佐藤本のお決まりパターンとなった進行。ウェーバーの原文はかなり難解で読み進むのに苦労する。むしろ原文の引用などない方が分かり易いのではないか？また石川氏という元民主党の衆議院議員と対談する必要性はどこにあるのか？という率直な疑問を抱くが、前書きと後書きに記された佐藤･石川両氏の文章を読んで納得。「知の巨人･佐藤優」への道は遠い。

• ゆうきなかもと

  読了日：2016/05/21

  《私も鈴木宗男疑惑のときに同じような経験をし、苦しんだ。 　その苦しみから私を救ってくれたのが体系知(学問)だった。学術書を読むことによって、歴史の変動期には「時代のけじめ」をつけるために国策捜査が行われることを理解した。そのことによって私は自由になった》 あとがきにこうある。筆者自身と同じような状況に追い込まれた石川元議員に対する思いやりから生まれたであろう、本書は、ありそうで今までなかったマックス・…ウェーバー入門になっている。＼(^o^)／

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