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対決!日本史 6 アジア・太平洋戦争篇 潮新書

Masaru Sato

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784267024580
ISBN 10 : 4267024588
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

"""なぜ日本は泥沼化する日中戦争から抜け出せず、日米開戦へと突き進んだのか。破滅への道を食い止めることはできなかったのか。
東アジアを舞台に日本とアメリカの権謀術数が渦巻いたあの時代に日本が犯した過ちとは何か――。
戦後80年を迎えた今、知の巨人・佐藤優と歴史小説の雄・安部龍太郎が、近代史最大の動乱となったアジア・太平洋戦争を語り尽くし、この国の「影」と「罪」を暴く!
破滅への分水嶺を見極めろ!

〈佐藤―よく「歴史にif(もし)は禁物だ」と言いますけれども、石原莞爾が首に縄をつけてでも近衛を中国に連れていって蒋介石と会談させれば、日中戦争は確実に阻止できました。
安部─僕もそう思います。「近衛文麿・蒋介石会談に臨まないならば、私はここで自決する」と言うくらいの鬼気迫る勢いで説得するべきでした。
佐藤─日中戦争が阻止できていれば第二次世界大戦は起きませんでした。沖縄戦もないし、広島・長崎への原爆投下もなかった。戦争の惨禍を避けるため、首脳間で決断できる関係を常に作っておくことが非常に重要なのです。〉(本文より)"

【著者紹介】
安部龍太郎 : 作家。1955年福岡県八女市(旧・黒木町)生まれ。久留米工業高等専門学校機械工学科卒業。東京都大田区役所勤務、図書館司書として働きながら小説を執筆。90年に『血の日本史』で作家デビュー。2005年に『天馬、翔ける』で中山義秀文学賞を受賞。13年に『等伯』で直木賞受賞。20年、京都府文化賞功労賞を受賞

佐藤優 : 作家・元外務省主任分析官。1960年東京都生まれ。同志社大学大学院神学研究科修了後、専門職員として外務省に入省。在イギリス大使館勤務、在ロシア大使館勤務を経て、外務省国際情報局で主任分析官として活躍。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕・起訴され、09年6月に執行猶予付き有罪確定(13年6月に執行猶予期間が満了し、刑の言い渡しが効力を失った)。著書に『国家の罠』(毎日出版文化賞特別賞)、『自壊する帝国』(新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞)、『十五の夏』(梅棹忠夫・山と探検文学賞)など多数。20年、菊池寛賞(日本文学振興会主催)を受賞。同志社大学神学部客員教授も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • けやき

    安部龍太郎さんと佐藤優さんの対談も6冊目。アジア太平洋戦争について。日米戦争の日本敗戦のどこが分水嶺で、どんな回避の仕方が考えられるかが語られてるのがよかった。

  • aika

    戦後80年。核武装をもいとわない、そんな言説すら飛び交う今だからこそ、太平洋戦争とは一体何だったのかもう一度学びなおしたいと強く思いました。歴史にifは禁物と言われますが、交渉で日米開戦を防げたかもしれないポイントは目から鱗でした。佐藤優さんが色々な戦争映画を取り上げているのには驚きでしたし、安倍龍太郎さんの歴史小説家ならではの縦横無尽な視点は興味深かったです。新聞などメディアに焚き付けられて加速度的に熱狂していく世論を恐れる国家、という構図。私たち国民の良識や本質を見極める眼の大切さを痛感しました。

  • funuu

    ドイツが対露戦争をやらなければ 日本にもアメリカと開戦しなくてよかったが 安倍さんの見立て 石原莞爾あたりは 八紘一宇の 日本人による世界支配を本当に考えていたみたい 佐藤さんはトランプ支持派のようだ 即時停戦 戦争より平和に経済を回した方がいい がトランプ ただ佐藤もトランプもプーチンを勘違い プーチンは当初の目的が達成できない限り停戦しない 昔の日本軍方式 停戦しないと トランプも戦争継続しかない

  • 風鈴

    為政者から見た太平洋戦争は読んだ事はありますけど視野が広くて楽しかったです。国民の熱狂も影を落としていたのも現代に教訓を遺してくれています。

  • funkypunkyempty

    ★★★★

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