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大国の掟 「歴史×地理」で解きほぐす Nhk出版新書

Masaru Sato

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784140885024
ISBN 10 : 4140885025
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2016
Japan

Content Description

大統領選後のアメリカはどうなるか?イギリス離脱後のEUのゆくえは?プーチンのユーラシア主義の本質とは?英米からロシア、中東から中国まで。新旧政治家の比較考察から、各国に特有の論理を読み解く歴史的アプローチ。地理をふまえて各国の戦略に迫るアプローチ。双方の合わせ技で国際情勢の本質を一気に把握する。「分析家・佐藤優」の集大成!

目次 : 序章 国際情勢への二つのアプローチ/ 第1章 英米を動かす掟―「トランプ現象」と「英国EU離脱」の共通点/ 第2章 ドイツを動かす掟―「生存圏」から「EU帝国」へ/ 第3章 ロシアを動かす掟―スターリンとプーチンの「ユーラシア主義」/ 第4章 中東を動かす掟―「サイクス・ピコ協定」から「IS」まで/ 第5章 中国を動かす掟―「海」と「陸」の二兎を追えるか/ 終章 「歴史×地理」で考える日本の課題

【著者紹介】
佐藤優 : 1960年、東京都生まれ。作家・元外務省主任分析官。同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕され、起訴され、09年6月執行猶予有罪確定。13年6月執行猶予期間を満了し、刑の言い渡しが効力を失う。現在は、執筆活動に取り組む。『国家の罠』(新潮社)で毎日出版文化賞特別賞受賞。『自壊する帝国』(新潮社)で新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • gtn

    暴言、妄言にみえるトランプの発言の背景に、自他国相互の不干渉を謳うモンロー主義により再び国家機能を強化し、新自由主義により拡大した格差を解消する狙いがあると本書にて指摘する著者。実際、トランプはプア・ホワイトを中心とした貧困層の心を掴む。そして著者は 、トランプ大統領誕生を的中させた数少ない一人となる。

  • sayan

    移動中に読み終える。印象に残ったのは国際情勢を規定する二つの不変要素「歴史(過去に生じた出来事)」と「地理」、それは、表面的な情勢がどう働いたとしても変動しない「変質」を把握すること、p.92 EU最大の目的は「ナショナリズム」の抑制。その核をなす「コルプス・クリスティアヌム」は3つの価値観よって結び付けられている文化の総合体→文化と文明は異なる。文明はコピーできるが、文化には制約性がある。だから同じ文化的価値観を共有する者は包摂し、そうでない者には閉ざす。p.138「人権」の反対語は「神権」。

  • かまど

    『国際情勢をよむために』 日に日に混迷の度合いを増していく国際情勢。 日本も例外なく、大国による政治的な影響に晒されています。 国際情勢は決して私たちの生活に無関係ではありません。 10年後、20年後、日本はどのようになっているのか。 あるいは、どのようになっていなければならないのかを考えることは、私たち一人ひとりにとっても大変重要なものなのです。 (つづく)

  • kawa

    佐藤氏の世界情勢に関する数々の著作を、改めて地政面と歴史から照射しなおす的一作。読み応え有りで、私的には復習タイムと言うところで有り難い。情勢を読み解く知力に加えて、「人間力」−論理の外にある感情を理解し、他人の気持ちなって考えることができるーが要請されるとのまとめが印象的。

  • fseigojp

    やっぱり買っちゃう佐藤本 ああ洗脳される快感

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