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ISBN 10 : 4022951931
Content Description
戦争の危機はなぜ去らないのか?今こそ、価値観外交ではなく現実主義的外交が必要だ。国際関係は、「価値の体系」「利益の体系」「力の体系」が複雑に絡み合った動的体系である。ウクライナ戦争に対する日本の政策は、米国やG7と共同歩調をとり、メディアもロシアを厳しく断罪している。しかし、戦略的思考を欠いたために、戦前の日本では悲劇的事態が起きた。世界地図が塗り替えられる今、その愚を繰り返してはならず、「大国」としての行動が必要とされる。現下の危機を克服するために、戦略的思考を取り戻せ!
目次 : 第1章 国家間の関係を総合的に整理する―「価値の体系」「力の体系」「利益の体系」の三要素/ 第2章 「強いロシア」にかけた安倍外交―自国の利益のために何が最適か/ 第3章 歴史で見るウクライナ戦争―「ガリツィア」と「東ウクライナ」が表象するもの/ 第4章 コメディドラマ『国民の僕』を読み解く―潜在下にあるウクライナ自身の危機感/ 第5章 ロシアから見たアメリカ―政治討論番組「グレート・ゲーム」で何が語られているか/ 第6章 ウクライナと核兵器を考える―朝日新聞のインタビューから(聞き手=編集委員・副島英樹)
【著者紹介】
佐藤優 : 作家、元外務省主任分析官。1960年生まれ。同志社大学神学部卒業。同大学大学院神学研究科修了。85年、外務省入省。在ソ連・在ロシア日本大使館勤務。対ロシア外交などで活躍。同志社大学神学部客員教授。著書に『国家の罠』(毎日出版文化賞特別賞)、『自壊する帝国』(大宅壮一ノンフィクション賞、新潮ドキュメント賞)、『十五の夏』(梅棹忠夫・山と探検文学賞)、『池田大作研究』『プーチンの野望』など多数。外交、政治、文学、歴史など幅広い分野で執筆活動を展開した功績により、2020年、菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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kawa
読了日:2022/10/21
さきん
読了日:2022/12/28
amanon
読了日:2023/06/15
Hiroki Nishizumi
読了日:2024/02/09
うだうだ
読了日:2023/03/13
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