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「型」が身につくカルテの書き方

Kenta Sato

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784260021067
ISBN 10 : 4260021060
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2015
Japan

Content Description

●「型」に沿って記載するだけで診療効率&診断推論能力がアップする!
「週刊医学界新聞」の人気連載を書籍化。
「基本の型」の部で、SOAP形式や問題リストなどのカルテ記載法のエッセンスを習得(⇒医師らしい思考過程も身につく)。「応用の型」の部で、外来・救急などセッティング別のカルテ記載法を習得(⇒応用の利く「型破り」な診療スタイルも身につく)。
「型ができていない者が芝居をすると型なしになる。型がしっかりした奴がオリジナリティを押し出せば型破りになれる」(by 立川談志)。

●こんな「ダメカルテ」にご用心【本書より】
*S欄とO欄、どちらに書けばいいのかが決まってない。
⇒S欄は「間接的に得られた情報」、O欄は「直接観察による所見」。
*O欄は検査結果のコピーしかない。
⇒全ての情報の転記は不要・無駄。診断や治療方針を変え得る「意味のある情報」に絞る。
*A欄は指導医の意見を転記しているだけ。
⇒指導医の意見も判断材料の一つにして「自分の意見」を書く。
*問題リストが入院初日の症状や検査所見の列挙のみ(何日経っても変化がなく診断名がわからない)。
⇒毎日評価し、「深化・統合」を繰り返す。
*救急外来では「あとでまとめて」カルテを記載する。
⇒救急外来では「4回に分けて」「こまめにすぐ」書く。

【著者紹介】
佐藤健太 (医師) : 2005年東北大学医学部卒。勤医協中央病院での初期・後期研修を経て、2011年7月より勤医協札幌病院内科(2014年4月より同院内科副科長)。地域密着型の中小規模病院をベースにしながら、病棟・外来・在宅とあらゆるフィールドで活躍する医師を志している。日本内科学会認定医、日本プライマリ・ケア連合学会認定家庭医療専門医・指導医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ひめぴょん

    正式に教えてもらう機会がないけれど、やらなければいけないことの一つ「カルテ書き」。見よう見まねでやっても、大きな問題はありません。それでも、いいカルテを作っていくかどうかはチームのコミュニケーションにも影響して治療結果にも影響するし、長期的にはその医師のその後の成長にも影響します。論文の書き方やカルテの書き方、学会発表の仕方など型に従ってやることによって、スムーズに身についていくことに関する書籍が発行されたり、ネット上で公開されていたりするようになったことにふと気が付くようになりました。何もかも学校で教育

  • 文狸

    カルテを書くくらいさすがにできると思っていたが、読んでみると自分がどれだけできていないかを思い知らされる良書。さっそく明日からカルテを改善してみようと思う。

  • まにまに

    初期研修医のとき以来、久々に読み直した。外来診療を始めてからというもの、検診や福祉サービスがちゃんと行き届いているか気になり、系統だてて考えられたらいいなと思い再読。外来継続患者のカルテの書き方は改めて参考になりました。

  • K K

    医療行為の全ての基盤に記録があり、すべての医療従事者がカルテの記載を必要とする。 カルテの記載方法はルールでありマナーであり、他の医療従事者も後に記載を確認する事を考慮すれば、最低限の規律に則って記載していくべきなのは至極当然である。 また、プロブレムリストなどは学会やカンファレンスでの発表にも通ずる部分があり、医療従事者として一度は学ぶ事を避けられない知識とも言える。 本書では、臨床現場ではなかなか体系的に学ぶことのできないカルテの記載方法を理論と実例とともに提示してくれている。

  • norimakitarako

    カルテの書き方についてこと細かく記載されている一冊。基本の型「SOAP」を習得し、応用編も日々の診療の中で身に着けていきたい。自分の思考能力と多職種との情報共有の質の向上のためにも!

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