佐藤健太郎 (サイエンスライター)

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化学で「透明人間」になれますか? 人類の夢をかなえる最新研究15 光文社新書

佐藤健太郎 (サイエンスライター)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334038359
ISBN 10 : 4334038352
フォーマット
出版社
発行年月
2014年12月
日本
追加情報
:
284p;18

内容詳細

化学とは、「昨日まで世界になかった物質を、自由に創り出せる唯一の分野」であり、実際に現在、我々の生活を支える品々をあれこれ創り出しているし、また環境やエネルギー医療問題の観点からみると、人類の未来は「化学」にかかっているとさえ言えるのだ。その化学の最前線では今、どんな研究が進行中で、どんな夢がかなえられようとしているのか…。「長生きしたい」「お金持ちになりたい」「宇宙旅行がしたい」「賢くなりたい」等々、様々な夢の無茶振りに応えつつ紹介する

目次 : 「金」をたくさん作れますか!?/ 「不老不死」になれますか!?/ 「宇宙旅行」に行けますか!?/ 「モテる薬」はできますか?/ 「ダイヤモンド」を作れますか!?/ 「やせる薬」を作ってください!/ 「花粉症」を治せますか!?/ 「頭の良くなる薬」が欲しい!/ 「『ドラえもん』の道具」が欲しい!/ 「若く美しく」してください!/ 「美味しいもの」を作れますか?/ 「風邪を治す薬」が欲しい!/ 「がんを制圧」してほしい!!/ 「地球温暖化」は止められる!?/ 「エネルギー問題」を解決したい!

【著者紹介】
佐藤健太郎 (サイエンスライター) : 1970年兵庫県生まれ。東京工業大学大学院理工学研究科修士課程修了。医薬品メーカーの研究職、東京大学大学院理学系研究科広報担当特任助教等を経て、現在はサイエンスライター。2010年、『医薬品クライシス』(新潮新書)で科学ジャーナリスト賞。2011年、化学コミュニケーション賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 空猫 さん

    prime readingで。金やダイヤをつくる、不老不死、宇宙旅行、モテる薬、やせる薬、頭が良くなる薬、花粉症、風邪の癌治療薬、ドラえもんの道具、地球温暖化を止める、エネルギー問題の解決…人類の夢に対して化学的に夫が妻に説明するという形式なのでYAも読めると思う。宇宙旅行も現実になったし、「想像できることは実現可能」は本当だな。牛のゲップを止める〜www。章毎にテーマが違うので少しずつ読めたのも良かった。

  • コージー さん

    ★★★☆☆タイトルはこの本で紹介されている研究のひとつ。そのほか、がん治療、やせる薬、頭のよくなる薬など、15の最新研究が紹介されている。理系の本だが、内容は難しくない。化学に疎い私にも、身近な話題に絞ってやさしく解説されているため、「へぇー」とか「ほぉー」とか、楽しみながら読めた。個人的には、地球温暖化の6〜8%は、牛のげっぷが原因というのが衝撃的だった。2014年発行のものだが、頭の中にある埃をかぶった常識を少し綺麗にするにはうってつけの本ではないだろうか。

  • ふろんた2.0 さん

    今まで夢のようなものだと思われていたものが実現可能かを化学者の夫と素人である妻の対話形式で説いていく。宇宙エレベーターは聞いたことあったが、そういうことだったのか。素人が化学者に無茶ぶりともいえる質問をぶつけることで斬新なアイデアが生まれることもあるので、いろいろ質問してみることはいいらしいです。

  • ちぇけら さん

    卒論関係。博士とその奥さんの会話形式で進んでいく化学の話。「不老不死になりたい!」「ダイヤモンドを作りたい!」「やせる薬を作りたい!」そんな夢のような願望に、今の化学(科学)研究を紹介しながら答えてくれる。難しい用語もそれほどなく、事実(説明)と余談が明確にわかれていてわかりやすい。そして扱っているテーマやそれに答えるために挙げられたエピソードや具体例が興味を惹く。「宇宙エレベーター」や「人工光合成」、コピー機で印刷できる「有機薄膜太陽電池」の話は面白くて自分で調べるまでだった。

  • とし さん

    理系が苦手な私にとって、化学とは考えるだけで頭が疲れてしまいますが、本作品易しく化学について書かれています。易しいといっても、中身はしっかりしていました。会話形式にしたりと作者が読者を飽きさせない努力をしているため、非常に読みやすかったです。宇宙に向けてエレベーターを作る話は、いつか実現すると思います。化学的には将来的には無理ではないことがわかりました。またドラえもんの話が面白かったです。透明人間など学者ではなかなか思いつかない発想を、ドラえもんがやることで現実が追いついてきたのは不思議な感覚がしました。

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