佐藤信(日本古代史学)

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古代の地方官衙と社会

佐藤信(日本古代史学)

User Review :4.0
(1)

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784634540804
ISBN 10 : 4634540800
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2007
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
佐藤信 ,  

Content Description

都から派遣された国司、地方豪族である群司と地方民衆との関係はどのようなものだったか。官衙遺跡の発掘調査により明らかになってきた実像を手がかりに、地方社会から、中央や貴族を中心とした古代国家像を見直す。

【著者紹介】
佐藤信 : 1952年生まれ。東京大学文学部卒業。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了・博士課程中途退学。専攻、日本古代史。東京大学大学院人文社会系研究科教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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第I期[全68巻]+第II期[全33巻],計101...

投稿日:2021/06/25 (金)

第I期[全68巻]+第II期[全33巻],計101巻で構成される,「日本史リブレット」(山川出版社)の1冊です。律令国家を,中央からの視点でなく,地方(官衙)の遺跡から発掘された遺構,木簡などの文字資料などを手がかりとして,地方からの視点でとらえることで,(教科書的な記述とは異なる)古代日本の中央集権国家としての姿を理解することの出来る好著です。(2007年2月25日 1版1刷 発行)

梨杏 さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Hiroshi

    地方官衙とは地方の役所のこと。ヤマト王権では地方の国・郡に地方官衙を置き、ここで地方社会の統治・把握をして全国支配を行っていた。◆ヤマト王朝は地方豪族が伝統的にもっていた民衆支配権を統合して中央集権的な国家を作ろうとしていた。前方後円墳体制、国造制・屯倉制・部制などを通して地方豪族を大王の王権のもとに編成・服属させてきた。律令国家の地方行政組織は、畿道・七道に編成された諸国の国毎に「国―郡(評)―里(郷)(50戸1里)」で編成され、国・郡・里にはそれぞれ国司・郡司・里長が任命され、地方行政組織を代表した。

  • 海星梨

    日本史の古代の文章に初めて触れたので目が滑る滑る。語句が分からないばかりでなく、文書や遺跡から推察していく文に馴れなかった。給食の機能があったというのは面白かった。

  • Mentyu

    演習発表用に読了。地方官衙のみならず、古代地方史を扱う上で必要な情報がきちんと載っていて良かった。

  • ロバーツ

    律令制の一端が垣間見える。

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