社会は情報化の夢を見る “新世紀版”ノイマンの夢・近代の欲望 河出文庫

佐藤俊樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309410395
ISBN 10 : 4309410391
フォーマット
出版社
発行年月
2010年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,354p

内容詳細

新しい情報技術が社会を変える!―私たちは何十年もそう語りつづけてきたが、本当に社会は変わったのだろうか?そもそも情報技術と社会とは、どんなかかわり方をしているのだろうか?「情報化社会」という夢の正体を、それを抱き、信じたがる社会のしくみごと解明してみせる快著。大幅増補の新世紀版。

目次 : 序章 「情報化」の時代―情報技術は何を変えるのか?/ 第1章 「情報化社会」とは何か―社会の夢・夢の技術/ 第2章 グーテンベルクの銀河系/フォン・ノイマンの銀河系―人間‐コンピュータ系の近代/ 第3章 会社は電子メディアの夢を見る―ハイパー産業社会のコミュニケーション/ 第4章 近代産業社会の欲望―「情報化」のインダストリー/ 第5章 超近代社会への扉―二一世紀の社会と情報技術/ 補章 情報化社会その後―一五年後の未来から

【著者紹介】
佐藤俊樹 : 1963年、広島県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授。専攻は比較社会学・日本社会論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • harass さん

    レビュで気になり、すぐ近くの図書館にあり借りる。1996年の本を2010年の文庫化で修正、補論を加えた本。著者によると60年代後半から半世紀に渡って、情報化社会論というものが数え切れないほど現れては消えていったという。新しい技術で社会が変わるというもの。そのくせ、社会自体はそこまで変化したのだろうか?と著者。この情報化社会論というものの本質とそれを求める我々近代社会の欲望と夢を考察していく。この本以後もまた同じような話がある。ビッグデータ、AIなどがそうだ。思い出しても、マルチメディアとかあったな。良書。

  • まさき|SNS採用に強いフリーランス さん

    痛快!人口知能が騒がれてひさしい今こそ、読み返したい一冊。本書によれば、「情報化社会」など未だかつて到来していない。しかし我々は「情報化社会」を夢見るがゆえに、手を変え品を変え、それっぽい言説を生み出してしまう。そのたび、周辺産業は盛り上がるものの(ex.人口知能が取り沙汰されると、人工知能関連のメディアやサービスが立ち上がる)、当初騒がれていた「情報化社会」は到来しないままブームは終わる。その繰り返し。その意味で、「情報化社会」は近代産業社会と共犯関係にある。なんとも説得力があり、かつ皮肉な考察だ…。

  • チェリ さん

    「情報技術により社会が変わる」と60年近く同じことが言い続けられているが、実際には期待されていた様な大転換は起きていない。この本の初版は1996年に刊行され、改訂版が2010年に作られたが、改訂時に殆ど内容は変わらなかったという事実が裏付けにもなっている。私が読んだのは2022年だが社会の潮流は変わっておらず、AI、DX、Society 5.0など情報技術が社会を変えるという夢は語られ続けている。何故この様なことが起きているのか?それは情報技術が人間のアナロジーとして認識されているためだと著者は指摘する。

  • 富士さん さん

    佐藤先生の本ということで何気なく手に取ったのですが、タイトルでイメージしていたものと違いました。でも、社会学らしい皮肉さ、いやらしさで、やっぱり社会学ってこうじゃなくっちゃという内容でした。本書のテーマは情報化ですが、要は社会問題なども含めた言説商品の流通についての研究です。堅実な日常から逃げて安易な決定論に踊る人たちと、その人たちに”確か”を売ってご飯を食べるためのマーケティングケーススタディです。広告業界必読です。こういう「夢」を見てる奴らが、現実を見ろとか説教しているのだと思うとへどが出ますね。

  • nchiba さん

    ひと言でバッサリ言ってしまうならば、「バズワード批判」というところか。なんだか古い本のようだと思いながら読んでいたらいきなりツイッターのことが出てきたりして、変な本だなあと思ったら、15年前に出た本の「一部換装」なのだな。情報化の夢に対して批判的に書かれているが、それは未来予測が外れたという結果論であって、「情報化」によって世の中が変化しているのは過去を見れば明らかなことである。そういう観点での考察が薄いと感じる。部分換装ではダシガラのようになってしまうのは仕方なかったかもしれないな。

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