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言志四録 心を磨く言葉 エッセンシャル版ディスカヴァークラシック文庫シリーズ

佐藤一斎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784799329993
ISBN 10 : 4799329995
Format
Books
Release Date
November/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

西郷隆盛、渋沢栄一らトップリーダーに読み継がれてきた魂を震わせる名著。

目次 : 1 志を高く持つ/ 2 視野を広げる/ 3 運命を引き受けて人生を楽しむ/ 4 心の持ち方で人生は変わる/ 5 欲望に振り回されるな/ 6 人付き合いの秘訣/ 7 仕事をどう進めるか/ 8 リーダーの心得/ 9 生きることは学ぶことだ/ 10 真の自己を観る

【著者紹介】
佐藤一斎 : 1772〜1859。江戸時代後期の儒者。美濃国岩村藩の江戸詰家老の末子として江戸に生まれる。19歳の頃、友人が溺死した水難事故の責任をとるため浪人となる。その後大坂に遊学、また江戸に戻って儒学の研鑽を積み、儒者として名声を得る。1813年数え42歳の頃から『言志録』の執筆を開始、晩年まで続編を書き継いで『言志四録』を完成する。70歳で昌平坂学問所の教授となり在職のまま88歳で死去

佐藤けんいち : ケン・マネジメント代表。1962年、京都府に生まれる。一橋大学社会学部・社会理論課程で歴史学を専攻、米国レンセラー工科大学(RPI)でMBAを取得(専攻は技術経営)。銀行系と広告代理店系のコンサル会社勤務を経て、中小機械メーカーで取締役企画室長、タイ王国では現地法人を立ち上げて代表をつとめた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 森林・米・畑

    このシリーズは好きだ。「言志四録」を現代人向けに意訳抽出されている。読み易く、分かり易い。著者の佐藤一斎や「言志四録」から影響を受けた幕末の偉人は多い。西郷どんもそん一人でごわすな。たまに読み直して人生の羅針盤にしたいと思う一冊でした。

  • 紙狸

    2023年11月刊行。江戸後期の儒学者、佐藤一斎の著作『言志四録』から現代人向きにエッセンスを抜き出した。この著作は西郷隆盛が熟読し、抜き書きまで作ったことで知られる。紙狸は、佐藤一斎のことはまったく知らなかったが、編訳者の佐藤けんいち氏の解説が簡にして要を得ていて、すんなりと読めた。朱子学にも瞑想の実践があったというのが意外だった。(佐藤けんいち氏は、井筒俊彦『意識と本質』の関連かしょを指示している。かつて読んだ本だが忘れていた。)江戸後期だけあって一斎は天文学の知識も持っていた。

  • ひめぴょん

    「言志四録」を読みやすくまとめた本。日めくりカレンダーのような読み方ができます。原文がないのがちょっと物足りないかも。

  • 大先生

    「少くして学べば壮にして為すあり、壮にして学べば老いて衰えず、老いて学べば死して朽ちず」で有名な佐藤一斎の言葉(現代語訳)。若い頃の失敗を忘れないため、自ら「捨蔵」と名乗っていたそうです。セルフコントロールと「志」を立てることの重要性を繰り返し説いています。「志を立てなければ、朝から晩まで一日中読書していても、暇つぶしとしかいいようがない。学問をすることは、志を立てるより先にくるものではない。」と。西郷隆盛が言志四録の言葉の抄録を持ち歩いていたのは有名な話。

  • トッド

    ■朱子学➡最重視は『大学』『中庸(徳)』。極端にぶれない調和のとれたバランス感覚。■リーダーとして必要な事は何よりも克己セルフコントロールである。■倫理的な高みを目指せ。■志がなければ学んでも意味はない。■人は金持ちになると志が薄弱になり、貧乏な時は志が堅くなるのである。■およそ学問を始めるにあたっては、必ず立派な大人物になるという志を立てるべきだ。そうしてから、はじめて本を読むべきである。そうでなく、ただいたずらに貪欲に知識を求めるだけでは、傲慢になったり、言葉巧みに悪事を隠す様になってしまう恐れがある

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