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アドルムコ会全史

佐川恭一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784991074349
ISBN 10 : 4991074347
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

顰蹙必至の不謹慎小説集。

【著者紹介】
佐川恭一 : 滋賀県生まれ。京都大学文学部卒業。『踊る阿呆』で第二回阿波しらさぎ文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 路地

    初めて読む佐川さんの作品、面白すぎる!極端に暴力と性犯罪に寛容な世界観に一瞬よくわからない良心が湧き上がるものの、なんでもないようにどんどん進む物語に引き込まれていく。これって自分のことじゃないか、と思わされたのは町田康さんの著作以来。普遍的なのにみんなが隠している弱さを顕にする文才に惚れ惚れする。毒に当てたれることが分りつつ、他の作品を早く読みたい気持ちを抑えられない。

  • そうたそ

    ★★★☆☆ 相変わらずの衝撃的な内容。こんな小説、他に誰が書けるか。唯一無二の破壊力を持った作品集。社会への鬱憤を晴らすかのような文章は清々しいとも言えるし、帯にもある通り不謹慎とも言える。まあ読み手は選ぶだろうが、他にないような作品だけに怖いもの見たさで手に取ってみてもいいかと。個人的には「舞踏会」の方が好きだったが、著者の作品を読めるということで既に満足ではある。

  • ささやか@ケチャップマン

    全体的に男性的卑猥さが散見され、グロテスクな描写も多いが、しかしそれが各編の主軸ではなく、これらは現実社会を小説的に反映したにすぎず、醜いとするなら単に現実社会が醜いことを意味している、とも思える。むしろそういう猥雑さでも糊塗しきれぬ冷淡で乾いた感覚が、多数の登場人物の無価値的登場の中に表れているような気がして、私は結構好き。主人公が大学時代にでっちあげた宗教が世界を牛耳る表題作が一番荒唐無稽で印象的だが、パラダイス・シティの登場人物の世知辛いリアリティも良かった。

  • まるよし

    かなり癖があって、万人受けはしない。そして誰にフィットするかも全く不明なので、人にお勧めしにくい。しかし、ストーリー展開が独特で、ぬるっとつながり、バッサリ切られたり、また繋がったりと、独特のリズムをきざむ。ツボってしまう人がいるのもわかる。まだこんな新しい分体が出てけるのだと強く感心。しかしこの童貞文學は本当に勧めづらい……

  • コキア

    吉村萬壱時間の書いた帯を見て読みたい!と。 サイン本が置いてある本屋の店員さんにこちらの本はかなりクセがありますよ〜って。わくわくわく。 期待以上でした! まず文体がすき。説明文がいちいちウケる。 類まれなる文章力。 ロンドンやパリが舞台でもオシャレを感じさせないところ。 社会制度、道徳観、倫理観、死生観をまるごとひっくり返している。 ほんの些細なきっかけから、自分が気持ちよく生きられる壮大な世界を作る。 未来を変える力を持つビジョン。 欠乏を埋める作品

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