Product Details
ISBN 10 : 4087716546
Content Description
「おれのおばさん」シリーズの佐川光晴が贈る、最新作。
四人家族の横山家の歩みを、周辺の人々の姿を交え描いた九つの連作短編。
横山家の長男・太二を、保育士の星野先生が温かく見守る(ぼくのなまえ)。
太二の小学校同級生で一人っ子の健人が、祖母の病気を契機に、家族について考える(お兄ちゃんになりたい)。
子供の運動会に参加したフィリピン出身の母親が、文化の違いに戸惑う(水筒の中はコーラ)。
念願の私立中高一貫校に入学した太二の姉・弓子が、急速に学習意欲を失った理由(もっと勉強がしたい)。
少年サッカーチームのコーチを引き受けた川村家の父親が思わぬ苦境に立つ(どっちも勇気)。
保育士の満里子から見た、変わり行く保育の現場(保育士の仕事)。
中学テニス部での人間関係のもつれを、太二が思わぬ形で解決する(四本のラケット)。
太二に恋する良子が、改めて亡き母の事を思う(本当の気持ち)。
夫の転職で多忙を極める横山仁美が味わう、太二の中学卒業前の一騒動(みんな笑顔)。
親、保育士、先生等々、子供たちの成長に関わるすべての人に読んで欲しい感動作です。
【著者紹介】
佐川光晴 : 1965年2月8日生まれ。東京都出身、茅ヶ崎育ち。北海道大学法学部卒業。2000年、食肉処理場で働きながら書いた作品「生活の設計」で第三二回新潮新人賞を受賞しデビュー。2002年『縮んだ愛』で第二四回野間文芸新人賞受賞。2011年『おれのおばさん』で第二六回坪田譲治文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
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chimako
読了日:2016/10/18
ゆみねこ
読了日:2016/07/15
ぶんこ
読了日:2016/09/10
ミーコ
読了日:2016/05/18
いたろう
読了日:2016/06/21
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