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ブラザーズ・ブラジャー

佐原ひかり

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309029641
ISBN 10 : 4309029647
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2021
Japan

Content Description

父の再婚で新しい母・瞳子さんと弟・晴彦と暮らすことになった、高校一年生のちぐさ。ある日、晴彦がブラジャーを着けているところに遭遇する。これはあれだ、保健とか、道徳の授業で習ったやつだ。「ちげーよ!ふつうにおしゃれでやってるんだよ!」変。理解できない。でも、私たち二人だけの関係を、きっと見つける!新時代を駆ける青春小説!第2回氷室冴子青春文学賞大賞受賞作!

【著者紹介】
佐原ひかり : 1992年、兵庫県生まれ。大阪大学文学部卒。2017年、「ままならないきみに」で第190回コバルト短編小説新人賞を受賞。2019年、「きみのゆくえに愛を手を」で第2回氷室冴子青春文学賞大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 美紀ちゃん

    親の離婚は自分のせいだと思っている晴彦。心の傷。ちぐさは義理の弟だけど嵐のように突然やってきた弟をなんとか理解したい。好きなものを大事にしたいと晴彦が実の父親に言ったシーンでグッときた。親の話ではなくブラの話?ちぐさは、みっともないとは思ってい。なんとも言えない迫力があり敬礼しそうになるくらいカッコいい。ブラを着けている晴彦がどれほど素敵かってことを、晴彦にも気づいてほしい。 ちぐさが「ブラ着けてる晴彦のことが好き!カッコいいよ!」と言い切った時に、グッときた。泣ける。 いい話だった。すごい。良書。

  • おしゃべりメガネ

    タイトルがかなりインパクトありで手にとりました。最初に言っておきますが、私にはブラジャーを着ける趣味や癖はありませんので。お互いの親が再婚同士で、一緒に暮らすコトになった姉「ちぐさ」と弟「晴彦」。なかなか微妙な距離感は否めず、手探りな日々を過ごしていたある日、「ちぐさ」は「晴彦」がブラを着けてる姿をみてしまいます。多様性やLGBTが伝えられる昨今において、なかなかインパクトある作品でした。受け入れることや他者の一面を認めるコトの寛容さについて学ばされます。決して自分目線でだけで判断してはいけないなと。

  • ☆よいこ

    YA。ブラジャーする系弟の話▽高校1年のちぐさの父親が再婚し中2の晴彦が弟になった。偶然弟の部屋に入ると、晴彦は黒いブラを付けていた。しかもよく似合う。可愛い下着を買いたいと思っていたちぐさは、晴彦に一緒にブラを買いに行くよう頼む。▽LGBTとかじゃなくて「好きなものを好きだと言いたい」少女漫画かと思うくらい思い切りのいいストーリー▽「理解も共感も、半端には、できないよ。あんただって、きっとある。私のこと、変だって思う気持ち。でも、それが、すべてじゃない。私たちのすべてじゃないでしょう」ドキドキした

  • ゆみねこ

    佐原ひかりさん、初読み。父の再婚で新しい母と弟が出来た女子高生のちぐさ。弟・晴彦はブラジャーを好きな中学生だった!中々衝撃的なスタートだったが、読み心地は良かった。

  • chimako

    親同士の再婚で姉弟になったちぐさと晴彦。何となく遠慮があってお互い踏み込めない。ある日、晴彦がブラジャーをつけている場面を見てしまった。気持ちも体も男の子の晴彦はファッションでブラをつける。レースや刺繍がおしゃれだと言う。彼と良い雰囲気になっているのにスポーツブラしか持ってないちぐさは「一緒にブラを買いにいって欲しい」と頼む。ここら辺のちぐさのこだわりのなさが最高。ちゃんとついていく晴彦も良い。ショッピングモールで弟と下着の買い物なんてきっと誰かに会うよ……案の定友だちに遭遇。色々あるけど二人は仲良しだ。

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