月と茉莉花 リンクスロマンス

佐倉朱里

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344802353
ISBN 10 : 4344802357
フォーマット
出版社
発行年月
2003年06月
日本
追加情報
:
19cm,271p

内容詳細

太子の煬大牙は、自国を裏切った国“湘”を滅ぼし、目の見えない湘の第一公子を捕虜にする。その公子は名も無く、湘王である父に廃嫡とされ、存在すら認められず北の離宮に幽閉されていた。それでも潔く覚悟を決め、亡き湘と運命を共にしようとする儚げで美しい公子に、大牙はいつしか心惹かれ始めるのだったが―。切なくも甘い、魂を揺さぶる感動の歴史ロマン。

【著者紹介】
佐倉朱里 : 東京生まれ、千葉県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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月心など言葉遣いが丁寧で綺麗です。この物...

投稿日:2012/01/26 (木)

月心など言葉遣いが丁寧で綺麗です。この物語の暖かで穏やかな雰囲気やゆっくりとした時間の流れなど、読んでいて伝わってくる作品です。

斐香 さん | 兵庫県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • rabbit さん

    中華風ファンタジー お互いの気持ちのスレ違いにやきもきしました。大牙が月心の父に対して憤る様を月心がただ何も言わずに見ている様がとても印象に残りました。自分の変わりにここまで思ってくれる大牙の存在が月心にとってどんどん大きくなっていく描写が良かったです。

  • LIV さん

    中華風ファンタジー時代劇BLです。中華風な設定もしっかり出来ていて、王道だけど、とても楽しく読めました。もうね、攻めが明らかに年下的な余裕のなさで迫ってくるのがたまらなく萌えました。年齢は同じくらいと書いてあったけど絶対攻めの方が下だと思う。盲目美人な受に惚れ込んで国は大丈夫なのかと心配になってしまうほどでした。情人が太子の弱みにならないか心配だわ。

  • ayano さん

    受けに自分と同じだけの感情の発露を求める攻めの気持ちも、境遇と現在の立場からそれの出来ない受けの気持ちも丁寧に書かれていて読んでいて切ない。お互い気持ちはありながらその表現の不器用な者同士ですが、思いやりのある二人なのでひどいことにはならないのがいい。少しずつ受けが自分の気持ちを攻めに伝えられるようになればいい。

  • ミル婆 さん

    萌友さんお勧めのファンタジー。王道で設定もしっかりしていて、雪舟さんの美しいイラストがまたピッタリだこと。「神官」シリーズと比べると暑苦しくなく静かな雰囲気で笑える要素はないものの、茉莉花や梔といった楚々とした花が似合う盲目美人にメロメロの太子が微笑ましい。続編いくぞ〜。

  • カミツレ さん

    知らない言葉がこんなに出てくる小説は久しぶりに読んだ。中国風時代劇と後書きにあるが、作者は相当このジャンルに造詣が深いのだろう。付け焼き刃でこれほど本格的な作品は書けないと思う。美しく品格のある文章にうっとりしながら、太陽のような太子と月のような公子の物語に読み耽った。イラストも含めて素晴らしい作品だと思う。

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佐倉朱里

10月2日生まれ。東京生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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