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「わかり方」の探究 思索と行動の原点

佐伯胖

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784098373604
ISBN 10 : 4098373602
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2004
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
佐伯胖 ,  

Content Description

豊かな深い文化を創造し、共有する教育へ。1984年刊行の「わかり方の根源」を今日の視点で改めて加筆訂正し、さらに6編の論文を追加。読めば読むほど刺激的な、教育関係者必読の論考。

【著者紹介】
佐伯胖 : 青山学院大学文学部教授・総合研究所所長/東京大学名誉教授。1964年慶応義塾大学工学部管理工学科卒業。1970年ワシントン大学大学院修了(Ph.D.)後東京理科大学、東京大学大学院教育学研究科教授・研究科長・教育学部長、日本学術会議会員等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 那由田 忠

    元は1984年本だから古いけれど佐伯さんの話は面白い。やさしい話し方になっているけど教育論としてかなり難しく深い内容となっている。覚えるとかわかるとはどういうことかを考えると難しく、本人自身の状況全体への対応だと言うしかない。最後に置かれた「きめる」は「きまる」できめるでも、決める理由=考え方があって決めるので、個人でも社会でもその人の生きる状況全体に広がっていくのだ。教育のあり方の複雑さ、奥深さに触れたい人には最適な本だと思う。

  • ブルーハート

    再読だったが、また違う印象を持って読んだ。考えを人に伝えるという視点からと、考えを深めるという視点からの違いか?いや、両者は表裏の関係だろうな。再読もいいなあ。

  • 邪馬台国

    元はだいぶ古い執筆のようだけれど、色あせない面白さだった。コミュニケーションという言葉を解体して、その要素を一つ一つ探究していく様は、とにかく目から鱗。他の本も読んでみたい。

  • zhiren

    本書は、「わかる」とは何かについて追究し本だ。筆者によれば、「わかる」とは文化的価値の創出であり、受容である。例えば、三平方の定理が「わかる」とは、三平方の定理とい う数千年に及ぶ文化価値を受け継ぐことであり、その「わかり方」は彼独自のものであり、それは次へ引き継ぐべき文化遺産なのだ。……いや、こんな要約ではダメだ。本書の深度はあまりに深く、自分にはまだ本書の底まで潜れるほどの「肺活量」がないことを痛感する。なんと素晴らしく、恐ろしい本だ。

  • おーちゃん

    わかるとか考えるってことを佐伯さんが一歩深く考えたことを教えてくれる本。メタ記憶と笑うところの内容は感心があった。自分がわかっているかどうかの枠組みっていうのと、おちょけて笑わせてるっていうのは感心を集める必要があるからおこなっているっていう解釈のところと。

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