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帝国日本の外交 1894-1922 増補新装版 なぜ版図は拡大したのか

佐々木雄一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784130301886
ISBN 10 : 4130301888
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2023
Japan

Content Description

帝国拡大の力学。日清戦争からワシントン会議まで、帝国拡大のメカニズムを政治指導者や外交当局の構想・論理・決定を通じて解き明かし、近代日本の外交と対外政策の深層に迫る。復刊にあわせて大幅増補。

目次 : 序章 近代日本外交と帝国の拡大/ 第1章 日清戦争/ 第2章 日清戦後外交/ 第3章 日露戦争/ 第4章 韓国併合/ 第5章 辛亥革命と第一次世界大戦/ 第6章 第一次世界大戦後の外交/ 終章 なぜ版図は拡大したのか/ 補論 近代日本外交における公正―第一次世界大戦前後の転換を中心に

【著者紹介】
佐々木雄一 : 1987年東京都生まれ。現在、明治学院大学法学部准教授。専攻:日本政治外交史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • BLACK無糖好き

    近代日本の版図拡大を、外交官の行動原理や政治指導者の構想、内閣としての決定とその前提となる理論を捉えながら論じている。外交の原則は、「利益」「正統性」「等価交換」。対外政策の決定過程を、関係者間での書簡、通信記録、外交文書等から詳細に分析し、帝国の拡大が総じて政府内の合意形成を経て進められたと論建て。又、この増補版では、補論として「公正」をキーワードに日本外交を考察しており、既存の秩序の外にある正義を求める議論枠組みとその展開は、まさに現代においても示唆的である。

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