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美術館ができるまで 瀬戸内、豊島のはなし

佐々木良 (学芸員)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784899920472
ISBN 10 : 4899920474
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 序章 瀬戸内豊島(なぜ今、豊島なのか/ 豊島との出会い ほか)/ 第1章 なぜ豊島はテシマと読むのか(解明の糸口/ 一つの島の、二つの島 ほか)/ 第2章 古都の芸術(奈良興福寺の豊島/ 自然の美、日本の美)/ 第3章 ごみの島(ごみの島と呼ばれた島/ 豊島事件 ほか)/ 第4章 美術館ができる(瀬戸内国際芸術祭/ 直島から豊島へ ほか)

【著者紹介】
佐々木良作 : 学芸員、作家。日本国史学会。昭和59年生。京都精華大学芸術学部卒業。工芸家の祖父のもと、幼少期から制作を始める。油絵を専門としながら、漆芸の制作にも注力する。大学卒業後は、地中美術館に従事し、豊島美術館においては設立メンバーとして携わる。京都現代美術館の学芸員を経て、フリーランスとして国内外の展覧会を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • アキ

    豊島美術館がなぜ豊島にできたのか?豊島の歴史・産廃問題・美術館を十全に語り尽す。なぜ豊島をテシマと呼ぶのか?古事記の豊姫を祀る神社。産廃問題における香川県と住民の長い戦い。そして瀬戸内国際美術祭と豊島。豊島美術館はコンクリート1枚だけで構造設計された世界初の建築。自然との共存を考える場。工法は奈良の大仏と同じ日本の伝統の鋳造工法。内藤礼が2mmの穴を無数に開け地下水が染みだし水滴が移動する。リボンで風を視覚化し、端を鋭角にして「あま」を表す。水滴の様な外観。知れば知るほど素晴らしい。今夏の再訪が楽しみ!

  • ぶんこ

    直島の地中美術館は有名ですが、豊島美術館は知りませんでした。また、この島に過酷な産業廃棄物闘争があった事も知りませんでした。産業廃棄物と美術館建設の因果関係を主に知りたくて読みました。時系列に書かれた本が好みなので、江戸時代からの歴史や興福寺の所領地等々の話など、かなり飛ばし読み。というよりは後半の「ごみの島」から読み始めました。暴力や権力に屈する行政、最初に認可した県知事には吐き気を催すほどで、そんな中で島民の勇気、勝てる要素は皆無と誰も引き受けなかった弁護を引き受けた中坊さんに感動。

  • それいゆ

    私は、小さい頃から何の疑問も持たずに豊島(てしま)と言ってましたが、豊島には国境があって、備前の国の豊島(とよしま)と讃岐小豆島の手島(てしま)に分かれていたことを初めて知りました。八幡神社が二つもあることは、「小さな島なのになぜ?」といつも疑問に思っていました。やっと分かりました。目から鱗です。豊島の由来は「豊かな島」だからという土庄町誌の説明が、いかにいいかげんかということもよく分かりました。だいたい町誌の編集というのは、自分たちの都合がいいように捏造する!その仕組みもよく分かりました。

  • kuma suke

    恥ずかしながら、豊島事件のことは知らなかった。豊島美術館、行ってみたい。

  • ゆうゆう

    不法投棄のごみに苦しめられた島から、美術館の島へ。奈良興福寺所領時代の文化財、香川県最古の石鳥居、あこがれの島です。お泊まりしてゆっくり堪能したいです。

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