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お気楽長屋にはるが来て(仮)ハルキ文庫 時代小説文庫

佐々木禎子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784758444385
ISBN 10 : 4758444382
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2021
Japan

Content Description

薬売りだった父を亡くした、はる。一つ年上の兄は、口入れ屋から奉公先を紹介してもらい、その支度金ではるを親戚に預け、江戸へと旅立っていった。十年の月日が流れ、江戸からやって来た絵描きの彦三郎の絵に、生き別れの兄の姿を見た彼女は、兄と再会すべく江戸へと旅立つ。彦三郎の世話で、かつては人気の一膳飯屋だったものの、偏屈者の治兵衛が継いでからすっかり寂れてしまった「なずな」で、住み込みで働くことになるのだが…。慎ましくも美味しい庶民の料理、そして彩り美しい江戸の四季の中、一生懸命生きる人々を描く時代小説の開幕!

【著者紹介】
佐々木禎子 : 北海道札幌市生まれ。おもな著作に「暁花薬殿物語」シリーズ、「薔薇十字叢書」シリーズ、「ばんぱいやのパフェ屋さん」シリーズなどがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • しんごろ

    現代っぽい料理ばかりで、江戸をあまり感じなれないのだが、料理の描写が素晴らしく、この物語に出てくる料理は全て食べたいと思ってしまった。はるは、気配りのできるいい娘ですね。物語の方はというと、さえない一膳飯屋の再生と人情物語かな。はるの頑張りが、周りの人も触発され、食を通して温かく包みこんでくれる。兄の存在、熊吉のことなど、今後どうなるのか楽しみ。いいシリーズに巡りあえたかな。納豆汁、雪見鍋が無性に食べたくなった。

  • もんらっしぇ

    時代小説好きの読友さんに教えていただく。「江戸時代」「美味しい料理」「若い女性(あるいは少女)」「地方出身」「貧乏(格差)」「人探し」etc.エトセトラ…何やら共通するキーワードがすぐに頭に浮かびますが、結論から言いますと読むに堪える出来でした♪などと上から目線で失礼!先に謝っておきましょう<(_ _)>先達のベストセラーと違い料理自体はありきたりのモノなのにその描写が美味しそうな逸品を想像させ、筋立ての先を読みたくなってしまうという…どういう契約での出版かは知らねど、次回作があれば読みますよハルキ社長!

  • 真理そら

    生き別れた兄と江戸で会ったという絵描きに連れられて、兄を探しに江戸に出てきたはるは閑古鳥のなく一膳飯屋で料理を作ることになり…という既視感ありまくりの設定で、登場する料理も特別なものではない。それなのにごく普通のおにぎりでも美味しそうに感じる。タイトルになっている牡蠣の昆布舟はなじみがないしとても美味しそうだけれど七輪がないから試作するのが難しくて悔しい。

  • 坂城 弥生

    作中の時期がちょうど今と同じくらいで寒いときだったので温かい料理が余計に美味しそうに見えた。お兄さん、早く見つかるといいね。

  • kagetrasama-aoi(葵・橘)

    「はるの味だより」第一巻。このレーベルで江戸時代の料理ものと言えば、高田郁氏の「みをつくし料理帖」堺井希久子氏の「居酒屋ぜんや」と名作がありますから、期待して読んだのですが。主人公のはるにあまり魅力を感じなくて。貧しい家の生まれで食うや食わずだったのに、美味しいものが好きで料理好きって納得できません。大川端の訳ありの一膳飯屋で料理しながら行方不明の兄を探すらしいです。兄がどんな人物なのか気になります、もう少し読んでみようと思います。

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