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ISBN 10 : 4787220632
Content Description
ラジオ体操、建国体操、日本産業体操、大日本国民体操、国鉄体操―戦前から戦中にかけて、娯楽・健康・鍛錬などを目的として考案された集団体操が、体力向上の旗を掲げた国家の管理政策に組み込まれ、総力戦体制下の日本に根づいていった歴史をたどる。敗戦後の「戦争責任」追及や「復活」をも見通し、「体操の時代」としての近代日本とナショナリズムを問う。
目次 : 第1部 民衆体育の時代―一九三〇‐三六年(体操普及の課題と集団体操の可能性/ アトラクティブな体操の発見と集団体操の国家的イベント化/ 工場体育としての体操普及/ 補論 修養団の「国民体操」)/ 第2部 国民体育の時代―一九三七‐四一年(国民体育の振興と集団体操/ 体操の乱立と「紀元二千六百年」奉祝行事での集団体操/ 国民精神の涵養と体操の日本化)/ 第3部 国民錬成の時代―一九四二‐四五年(アジア・太平洋戦争下の鍛錬体操/ 東京帝国大学の「全学鍛錬体操」/ 戦後の体操)
【著者紹介】
佐々木浩雄 : 1975年生まれ。龍谷大学文学部准教授。専攻は体育学・スポーツ史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ちり
読了日:2017/08/26
kenitirokikuti
読了日:2016/04/02
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