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新装版 子育てのきほん

佐々木正美

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784591184394
ISBN 10 : 4591184390
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

【内容紹介】
児童精神科医として50年活躍した著者がたどり着いた、圧倒的にシンプルで、限りなくやさしい子育ての心構え。最初に読んでほしい「育児書の入門書」!

■子育ては過保護でいいのです
■いくら抱いても、いくら甘やかしてもいい
■親が望む子どもに育てるのではなく、子どもが望む親になってください
■子どもはふと不安になって振り返ったときに、つねに見守ってくれる人を求めています
■家庭とは「ほかのどこにもないほどに居心地のいい場所だ」と子どもに伝えてあげることがなにより大切です 他

子育て中のお母さん、お父さんの悩みに寄り添う55のメッセージ。10年読み継がれるロングセラーに描きおろし漫画を加え、オールカラーにした新装版。子育て協会推薦。 

【各方面から推薦!】
徹底的に子どもを守ろうとする視点の本。子どもが生まれる前も、成長してもずっと読み続けたい。――幡野広志(写真家)

この本はもともといまから10年前に出版されたものです。社会の状況も、子育ての環境もずいぶん変わりました。しかしながら、佐々木先生がお書きになっている子育ての「きほん」は昔も今もずっと変わりません。子育てで悩んだときに、この本を開いてみてください。きっとその悩みを解決するヒントがありますよ。――杉浦正明(子育て協会代表)

【目次】
第1章 母と子どものきずな
第2章 家族の中で育つ子ども
第3章 子どもと社会とのつながり
第4章 親のふるまいと子ども


【「はじめに」全文公開】

お母さん  お父さんへ
どうか忘れないでください。
子育てでなにより大切なのは、「子どもが喜ぶこと」をしてあげることです。
そして、そのことを「自分自身の喜び」とすることです。
子どもは、かわいがられるからいい子になります。
かわいい子だから、かわいがるのではないのです。
いくら抱いても、いくら甘やかしてもいい。
たくさんの喜びと笑顔を親とともにした子どもはやがて、
人の悲しみをも知ることができるようになります。
誰とでも喜びと悲しみを分かち合える人に成長するでしょう。
これは人間が生きていくうえで、もっとも大切な、そして素晴らしい力です。

児童精神科医・佐々木正美

【著者紹介】
佐々木正美 : 児童精神科医。1935年、群馬県生まれ。2017年没。新潟大学医学部卒業。ブリティッシュ・コロンビア大学児童精神科、東京大学精神科、東京女子医科大学小児科、小児療育相談センターなどを経て、川崎医療福祉大学特任教授。臨床医としての活動のみならず、地域の親子との学び合いにも力を注いだ。専門は児童青年精神医学、ライフサイクル精神保健、自閉症治療教育プログラム「TEACCH」研究。糸賀一雄記念賞、保健文化賞、朝日社会福祉賞、エリック・ショプラー生涯業績賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 子どもが生まれてから2年4ヵ月間、子どもが喜ぶことばかりできていなかったな、と。反省。佐々木先生がおっしゃるように、厳しい社会に出ていっても困らないようにとか、勉強面で不利にならないようにとか、そういうことばかり考えてしつけや教育を施していたな。子どものことを一番可愛がれるのは母親であるわたしなのだから、もっともっと可愛がって、甘えさせて、認めて許して見守ろう。まずは子どもがママを呼んだら手を止めて話を聞こう。なにかしたいと言われたら、まずいいよ、と言おう。今よりもっとやさしいママになろう。

  • 「願いをたくさん聞いてもらって育った子は、社会のルールも自然に学ぶ」「『子どものため』と思いながら、親の生きがいや希望を子どもに負わせていないか」「『家ではいい子なのに保育園で手のかかる子』は、家でお母さんが厳しすぎるのかも」「少年院の子どもたちは、一人残らず『親』を語り続けた・・・彼らが訴える不満は、『もっと母性的なものを与えてほしかった』」イチローさんやさかなクンの親御さんは、子どものやりたいことを徹底的に応援し、あれほど大成しました。まずはやりたいことを見つけてあげるのがいい子育てではないかと

  • U-Tchallenge

    佐々木正美先生のお名前はもちろん知っていたのだが、今回著作を初めて手に取った。子育ての基本的なことを語りかけてくれる内容であった。保護者を応援するというスタンスで語りかけてくれており、勇気づけられる。時代は変わってきているが大切にしたいこと、大切にしないといけないことはあるように思った。子どもに関わる者にとっては必読の一冊に間違いないだろう。

  • Daisuke

    保育園ではちゃんとご飯も食べるし片付けもしっかりしているとの娘が、家だと遊びながらの食事でなかなか進まず、片付けもしたりしなかったりで不思議だった。 それでもいいんだな、むしろそれでよかったんだなと思えた。

  • ちゃま

    私の頭が硬いのか、根拠が甘く、あまり頭に入ってこなかった。調査の結果からの考察が安易。

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