佐々木敦

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本

小説家の饒舌 12のトーク・セッション

佐々木敦

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基本情報

ジャンル
：
文芸
ISBN/カタログNo
：
ISBN 13 : 9784944124473
ISBN 10 : 4944124473
フォーマット
：
本
出版社
：
メディア総合研究所（渋谷区）
発行年月
：
2011年07月
発売国
：
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
長嶋有, 前田司郎 ,  
追加情報
:
３９２

内容詳細

小説家とは何をするのか。批評家・佐々木敦が１２人の小説家に徹底インタヴュー。２００９年１月〜２０１０年５月の「ジュンク・トーク・セッション」での、著者と現代作家たちによる濃厚ライヴ・トークを完全再現。

【著者紹介】
佐々木敦 : １９６４年生まれ。批評家。ＨＥＡＤＺ主宰。雑誌「エクス・ポ」「ヒアホン」編集発行人。映画・音楽から文学・演劇・ダンス・思想など多彩な領域で批評活動を展開（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぽち さん

    読了日：2016/10/15

    個人的回想「ピストルズ」をがんばって読みきってから向かった安部和重回、そのときの記憶に残っているのは「蓮實重彦はやっぱりすごかった！」というお話だけ笑。で、本書の中ではそれぞれの「絵画」「写真」に対する態度がはっきりとコントラストを成している磯崎回と柴崎回が印象的(しかもこの二人の回は連続している)。お二人は佐々木さんいうところの「保坂スクール」に数えられる作家だと思うけど、とても対照的に感じられた。あと円城回、小説を書くということについて、こちらもいろいろと考えさせられる内容です。

  • しゅん さん

    読了日：2016/12/07

    １２人の作家との公開インタビュー。それぞれの作品に対する姿勢の違い、そして語ることに対する姿勢の違いがおもしろい。円城塔の軟体動物のようなふにゃ感にニヤリとしたかと思えば、古川日出男のストレートすぎる言葉の熱量に圧倒される。事前に展開をあえて作り込まないと語る作家が多い中で、阿部和重の細部まで計算を尽くす方法論が目立つ。読みたくなったのは長嶋有や柴崎友香の作品。だけど一番気になったのは、インタビューを受けていない（受けるはずがない）が全体を通してその名前が頻出する舞城王太郎だったりする。

  • 多聞 さん

    読了日：2013/03/21

    佐々木敦と現代文学を代表する12人の作家たちによる、トーク・セッション集。作家の創作におけるスタイルや、彼らの作品を読む上でのヒントを得ることができ、大変便利な一冊。個人的に長嶋有、福永信、柴崎友香、円城塔、阿部和重、古川日出男の回が良かった。

  • 袖崎いたる さん

    読了日：2018/04/15

    方法論の開示を期待して収穫あり。東浩紀と円城塔の2人がおもしろい。「俺の無意識に賭ける！」

  • OjohmbonX さん

    読了日：2011/09/09

    佐々木敦って勝手なイメージだけどマスオさんっぽい。話を聞いてくれるいいお兄さんみたいな。批評家としての対談ではなく、インタビュアーとしてのインタビューに徹する慎ましさ、この退屈さ（褒め言葉）。批評家と小説家の対談で爽快なのは、書き手の意図を超えた豊かな読みを批評家が示して小説家を前進させる瞬間だったとしても、それをインタビュアー佐々木敦に求めるのはお門違いだし、実際ここには無い。それでも12人の比較的若い日本の小説家たちが何を考えて小説を書いているのかをざっと概観できる1冊というのは、案外ないので貴重。

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佐々木敦

１９６４年、愛知県生まれ。思考家／批評家／文筆家。音楽レーベルＨＥＡＤＺ主宰。映画美学校言語表現コース「ことばの学校」主任講師。芸術文化のさまざまな分野で活動している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

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