Books

現代美術と禅

佐々木宏子(画家)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784568201963
ISBN 10 : 4568201969
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 「無」現代美術の到達―有から無無から有/ルーチョフ・フォンタナと私“空間概念”と“青のあいだ”/ 牧谿―宗達“瀟湘八景図”“風神雷神図”牧谿と宗達は一直線上の造形/ 現代美術と現代音楽の共通性1 マーク・ロスコとブライアン・イーノ 限りなく寡黙な絵画と限りなく無音に近い音楽/ 現代美術と現代音楽の共通性2 アンリ・マチスとオリヴィエ・メシアン 色価と音価/ 現代美術と現代音楽の共通性3 ピエール・ブーレーズ氏と私 「意志と偶然」と「無意識的な自然と意識的なもの」/ アルベルト・ジャコメッティ 引き算の彫刻/ コンスタンティン・ブランクーシ ぎりぎりまでそぎおとした彫刻/ フランシス・ベーコン 真空な画面/ 二人の画僧―牧谿とフラ・アンジェリコ/ ブリジット・ライリーと龍安寺 現代美術と禅庭/ ピエト・モンドリアンと桂離宮 バランス/ ヴィレム・デ・クーニング 存在感のある女/ ジョセフ・アルバース 哲学的な幾何学抽象/ 備前焼陶器 偶然性と堅固なフォルム/ 青の精神 無から有

【著者紹介】
佐々木宏子 : 1944、世田谷生まれ。12歳で女子美術大学付属中学入学し在籍53年。洋画科3年次に柳宗理に師事、精神とコンセプトの影響を受ける。安宅賞受賞。共通絵画研究室助手として残り、教授を定年退職するまで制作発表活動をつづける。1972、“青・玄”で青のあいだの完成をみる。1976、ガラスオブジェ2人展(西武アトリエヌーボー)。1977、初個展「青のあいだ」(ミキモトホール)。論文「青の精神」無から有発表。『芸術新潮』「新人」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • フロリゲン

    キャンバスを切り裂いたフォンタナ、広大な画面に静かな躍動を描いたマーク・ロスコ、オーティズムとは違う、禅問答のような画面の構成について。展覧会の監視員をさせていただき、ガラスオブジェの側に座っていて、作品に共通しているものが静かな流れと精神性の高さ、すっとした温かい命の流れのような、透明で光豊かな世界観なのだと感じた。

  • kana

    佐々木さんの考え方、選定している作品が好き。「青のあいだ」を生涯のテーマに作品を制作している彼女。青は深い精神を一番表している色だと。同感。

  • doctor bessy

    青い絵画の抽象と道元学道用心集の文字の具体性が印象的だった。言葉に頼ることなく、著者の作品を理解できればいいのにな。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items