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警察は本当に「動いてくれない」のか 経営者新書

佐々木保博

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344974289
ISBN 10 : 434497428X
Format
Books
Release Date
June/2016
Japan

Content Description

近年、凶悪犯罪が激増し、もはや日本の良好な治安は失われてしまった。そして、犯罪被害の脅威が高まる中で顕在化しているのが、「警察が国民を犯罪から守ってくれない」という問題だ。埼玉県警に28年間勤めたOBであり、現在「民間警察」事業を営んで犯罪被害におびえる人々を救う著者が教える、警察に救ってもらうための知識。

目次 : 第1章 ストーカー被害、不正アクセス、企業トラブル―犯罪の多様化で誰もが被害者になる時代(“日本は治安がいい”は勘違い!?/ 高齢者をターゲットにした卑劣な犯罪が増える一方 ほか)/ 第2章 被害を訴えても救ってもらえない!?組織の内部事情を知ることが警察を動かす第一歩(テレビや新聞で紹介されている「警察」は本当の姿なのか?/ 警察も会社と同じ!?―組織そのものを知る ほか)/ 第3章 警察に「確実に動いてもらう」ためにおさえておきたいポイント(警察に相談する「目的」と「時間」は考えるべきポイント/ 夜間や休日に相談に行くのはできるだけ避ける ほか)/ 第4章 安心・安全な社会は国民がつくる被害に遭うリスクを激減させる知恵(警察の活動を教育現場に広げることが議論されている/ いじめの問題は日本が抱える喫緊の課題 ほか)/ おわりに(“道徳教育”の欠如が卑劣な犯罪を引き起こしている/ 戦後70年、平和ボケした社会 ほか)

【著者紹介】
佐々木保博 : 危機管理コンサルタント。昭和55年から埼玉県警察官として28年間勤務したのち、円満退職。その後、国会議員の公設第一秘書を経て、株式会社セーフティ・プロを設立し、代表取締役に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • おいしゃん

    警察OBとして、民間警察の役割を持つ会社を起業した著者。珍しい業態ゆえ、一般論ばかりでなく、もう少し具体例を交えた話が聞きたかった。

  • ハパナ

    警察というと制服・パトカー・白バイとどうしてもツールに目が行き画一的に見てしまうが、やはり中身には家庭を持ち同僚も持ち出世欲や生活や趣味に対する欲求を持つ同じ人間が働いている。そう考えると相談1つとっても、様式や時間帯によって効果は違うよねという様な内容です。

  • hk

    「前科」と「逮捕歴」の大きな齟齬や「有罪判決」と「実刑判決」の差異など一般人がわかっているようで実はわかっていない専門用語を上げ前据え膳で解説していく。その上で警察との上手な付き合い方を指南するというのが本書の趣旨だ。著者は警察OBで「民間警察」を起業した人物である。この民間警察というのは聞きなれない業種だが、「警察と一般人の橋渡し役」や「町のちょっとしたお悩み相談室」を標榜しているベンチャー企業のようだ。警察官の行動原理やプロトコルから制約条件までを知悉して上手に警察とつきあっていく一助になる一冊。

  • kenitirokikuti

    詰み本くずし。著者は埼玉県警の捜査4課(マル暴。対ヤクザ)にずっといたひと。有能かどうかは不明▲大したことは書いてない。警察官も人の子だから職務質問のとき反抗的な態度を取らないでね、とか警察への相談は平日にしてね、休日や夜間は当直だから、など、警察側の視点▲他の記事も読むと、学校を顧客にしようという算段らしく、道徳教育の見直しにより警察がそちらに天下り先を作ろうとしてるっぽい。

  • ニッポニア

    民間警察、の概念は目新しく、現代日本社会に合ってる。債権の証拠の取り方、多めの内容証明を送って反論したのを記録する、なるほど。「実際にあった110番の例」全く身勝手な人がいるものだ。「犯罪に走る可能性があるタイプ」にこれすいぶん偏りがあるような、人間であればどれかに該当するんじゃない。女性の見方にも、著者の人権感覚に偏りあり。

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