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うみべのまち 佐々木マキのマンガ1967-81

佐々木マキ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784778321437
ISBN 10 : 477832143X
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2011
Japan

Product Description

1960年代に「ガロ」で鮮烈なデビューを果たしたマンガ家・イラストレーター・絵本作家の佐々木マキ。著者が60年代〜80年代のアタマにかけて発表した前衛的マンガ作品の数々を自選で集成した、奇蹟の復刻版がついに刊行! 総計400ページ超! 単行本初収録作品も多数掲載!

天才! 鬼才! 奇想天外!

佐々木マキのナンセンス世界にようこそ!

【目次】
天国でみる夢/アンリとアンヌのバラード/セブンティーン/うみべのまち/まちのうま/ぼうや、かわいいぼうや/かなしい まっくす/ヴェトナム討論/巨大な象U/サマーコース/分類学入門/港のマリー/チーチー・ハット/軽気劇 砂漠の眼玉/ソーダ・ファウンテン/ピクルス街異聞/ディン・ドン・サーカス/バッド・ムーン/たわごと師たち・古典的あべこべロック/フクロウと子猫ちゃん/六月の隕石/J・J・ピカール氏の話の続き@A/ぼくのデブインコちゃん/スキャット大佐の記録/消火栓男/旅の天使 /どくしょのたしなみ/Dr.イソップ/道徳マンガ/ハーフ・クレイジー/あとがき

★著者プロフィール
佐々木マキ
1946年、神戸生まれ。マンガ家・イラストレーター・絵本作家。マンガに『佐々木マキ作品集』(青林堂)『ピクルス街異聞』(青林堂)『佐々木マキのナンセンサス世界』(思索社)。絵本に『やっぱりおおかみ』(福音館書店)『ムッシュ・ムニエルをごしょうかいします』(絵本館)『ぶたのたね』(絵本館)など多数。

Content Description

1960年代に「ガロ」で鮮烈なデビューを果たし、マンガ表現に革命的な転換をもたらした伝説のマンガ家・佐々木マキ。その幻のマンガ作品を集成。単行本初収録作品と新作「ハーフ・クレイジー」も追加収録。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 多田幾多

    実験漫画と言って良いと思う。それほどアングラでナンセンスな漫画なのだ。普通は「絵」と「台詞」を同時に読んでやっとそのシーンがどうなってるのか分かるのだが、この漫画は台詞という者がほぼなく、コマの中には漫画というかイラストといえるものが描かれているのが延々と続いていく。どっちかと言うと、「イラスト」をみてこの話を自分の想像で補う、という感じの漫画だと思う。まあ、夢を見てる気分で、読んで欲しいな

  • 踊る猫

    実に空前絶後な作品群だが、ぼくなりに語るならばぼく自身の脳内(意識)を変容させ、異世界へとトリップさせる魔性のポップさ・愛らしさを感じた。それこそ「ラリった」感覚を直接的に叩きつけたような、妙になまなましく文脈を無視して浮かび上がる細部もまた印象的に感じられる(タイポグラフィを効果的に配しているところもまた「ニクい」)。聞いた話では事前に青写真を作るようなやり方ではなくアドリブを駆使したということだが、その偶発的な作り方ゆえの「ハプニング」をも呑み込んでここまで作品群としてふとらせ、熟成させたということか

  • 二戸・カルピンチョ

    佐々木マキさん、こういう作風だったのかっ!と驚いた。ガロから出発、貸本の時代を彷彿とさせる初期の漫画作品は、一コマずつに凝縮されたメッセージに目眩を起こす程で、結果ナンセンス。そこから時間を経て少しストーリー性が出てくる作品があり、大変面白くなる。おおかみもムッシュムニエルも少し出てくるよ。「六月の隕石」「ぼくのデブインコちゃん」「スキャット大佐の記録」が佳き。「旅の天使」も文章とイラストで、メランコリックで好きです。

  • ぐりとぐら

    羊男といくつかの絵本の知識のみで読んでみたら、すごかった。とにかくいろんなものがみっしり詰まっている感じ。ストーリーっぽいのは、地獄の話と、ふくろうと子猫の話と、髭のおじさんの話くらい。あとは、哲学っぽい感じ。その意図はないということですが、なんとなく、反戦とか政治っぽさはうっすら感じたなぁ。世代じゃないけど、ガロっぽいイメージだなって思ったら、やっぱりガロだった。

  • 読み人知らず

    ナンセンスな、せりふがほとんどない漫画が多い。絵本でしか知らなかった佐々木さんのせかいはこんなにもいろいろだった

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