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ともに前へ! 伊達武将隊奮闘記

佐々木ひとみ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784406068994
ISBN 10 : 4406068996
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2025
Japan

Content Description

侍を演じることで被災地の役に立つ! 武将隊のオーディションに通った佐藤と南木は理想の仕事に就けたと思ったが、その歩みは順風満帆ではなかった。震災、隊のマネージャーの死、コロナ渦‥‥。仙台・宮城観光のシンボル「奥州・仙台おもてなし集団伊達武将隊」の裏にあった若者の15年を紡いだ感動のノンフィクション。

【著者紹介】
佐々木ひとみ : 茨城県生まれ。『ぼくとあいつのラストラン』(ポプラ社)で椋鳩十児童文学賞(映画「ゆずの葉ゆれて」原作)、『ぼくんちの震災日記』(新日本出版社)で児童ペン賞童話賞受賞。日本児童文学者協会理事、日本児童文芸家協会会員、全国児童文学同人誌連絡会「季節風」同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 菱沼

    佐々木ひとみさんは、何年か前に『兄ちゃんは戦国武将』で、大学をやめておもてなし武将隊の一員になった兄のことを、弟の目線で物語にしていた。本人がずっとこの活動を見つめ、かかわってきたから書けた物語であり、本書なのだと思う。

  • kuragemaru

    コスパを重視する人は「努力は無駄」と言うかもしれない。「一生懸命頑張るのは格好悪い」と言うかもしれない。仙台の「おもてなし武将隊」15年のあゆみを描いた本書は、そんな人たちに、手に取ってもらいたい一冊だ。辛いことも、悲しいことも、心が折れることもあった15年。それでも真摯に歩み続けるうち、いつか、仙台・宮城・東北に寄り添う気持ちは、受け入れられていった。続けるって、凄いことだなあ。「がんばれ」でも、「がんばろう」でもない、「ともに前へ」という言葉に、ちょっと泣きそう。

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