Product Details
ISBN 10 : 4344693825
Content Description
あなたの会社のDX
担当者に任せっぱなしになっていませんか?
DXプロジェクトを監督すべき立場の経営者や部門責任者に向けた、正しい決裁をするために必要なIT知識と判断力の重要性をまとめた一冊!
多くの企業がDXに取り組むなか、「成果が出ない」「プロジェクトが進まない」「IT担当者が辞めていく」といった悩みがあとを絶ちません。
著者はこうした現場に多く関わる中で、DXが迷走する企業には、決裁者がITに疎く、プロジェクトを部下や外部に任せきりにしているという共通点があると指摘します。その結果、進捗やコストを把握できず、判断が遅れたり、無駄な出費が発生したりするのです。
なかでもDXの中核をなすシステム開発では、「システム」というものの特殊性を理解しないまま進めると、トラブルが頻発します。ビジネスの常識が通じない場面も多く、だからこそ決裁者自身が最低限のITリテラシーを持ち、判断の軸を持つことが不可欠です。
著者はシステム開発に20年以上携わり、日本銀行と各銀行間での国債取引を担う大規模基幹システムの開発にも従事してきました。
高度な信頼性と正確さが求められる現場で培った経験を活かし、現在はスタートアップから中小企業、大手企業まで、さまざまな現場でDX推進を支援しています。
本書では、そうした著者の知見をもとに、DXの要となるシステム開発に焦点を絞り、現場でよく起こるトラブルをケーススタディ形式で解説します。読者が「自分ならどう判断するか」を選択肢から考える構成で、自身のITリテラシーのギャップに気づき、理解を深められるようになっています。さらに、IT担当者が抱える葛藤や、開発会社側の事情といった“裏側”にも踏み込みながら、プロジェクトを成功に導くためのヒントを分かりやすく紹介します。
DXに悩む経営層・部門責任者に向けた、実践的なヒントが詰まった一冊です。
【著者紹介】
住田賢司 : 金融系の基幹システムエンジニアとしてキャリアをスタート。日本銀行と各銀行間での国債取引を担う大規模基幹システムの開発に従事。高度な信頼性と正確さが求められる現場で、金融インフラを支える技術を培う。その後、大手メーカーや小売業向けのシステム設計・開発を経験し、業種を超えた業務改善・最適化に携わる。2003年に独立。効率化だけにとどまらない、「価値を生み出すIT」のあり方を追求し、2021年には第二創業を果たす。実践に根ざした視点で課題解決を超え、企業や社会に意味のある価値をもたらすIT活用を推進している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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