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ISBN 10 : 4418223045
Content Description
ユニークな日本文化論の誕生。「茶」という異国渡来の飲み物を受容する中で生まれた、茶道(侘び茶)と文人茶。対照的な二つの茶文化の歩みを跡付けることで見えてくる、この国のかたち。
目次 : 第1章 「国ぶり」と「異国ぶり」―せめぎ合う二つの魂(茶は「異文化」をまとう/ いろいろな茶、それぞれの文化 ほか)/ 第2章 茶の一二〇〇年―喫茶文化の変遷をたどる(平安時代 それは「文会」の宴から始まった/ 鎌倉から室町へ 闘茶・自由狼藉の世界 ほか)/ 第3章 侘び茶の「茶事」と文人茶の「文会」―「聖性の希求」か「情の発露」か(露地の方向性⇔園林の無方向性/ 初炭と懐石⇔茶席と〓席 ほか)/ 第4章 「同じ」茶道と「異なる」文人茶―「型物の茶」か「自娯の茶」か(茶道の成立と「国ぶり」「異国ぶり」/ 「同じ」への指向と「型物」の茶文化 ほか)
【著者紹介】
佃一輝 : 1952年大阪に生まれる。江戸後期以来、文人趣味の茶を伝える一茶庵宗家の当代。煎茶道とは異なる「文人茶」の伝承と再生をはかり、「文会」としての茶事を提唱。茶の湯文化学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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のりたま
読了日:2022/08/09
Tsuchi(TSUCHITANI.K)
読了日:2022/06/19
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