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茶と日本人 基礎から身につく「大人の教養」

佃一輝

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784418223046
ISBN 10 : 4418223045
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
佃一輝 ,  

Content Description

ユニークな日本文化論の誕生。「茶」という異国渡来の飲み物を受容する中で生まれた、茶道(侘び茶)と文人茶。対照的な二つの茶文化の歩みを跡付けることで見えてくる、この国のかたち。

目次 : 第1章 「国ぶり」と「異国ぶり」―せめぎ合う二つの魂(茶は「異文化」をまとう/ いろいろな茶、それぞれの文化 ほか)/ 第2章 茶の一二〇〇年―喫茶文化の変遷をたどる(平安時代 それは「文会」の宴から始まった/ 鎌倉から室町へ 闘茶・自由狼藉の世界 ほか)/ 第3章 侘び茶の「茶事」と文人茶の「文会」―「聖性の希求」か「情の発露」か(露地の方向性⇔園林の無方向性/ 初炭と懐石⇔茶席と〓席 ほか)/ 第4章 「同じ」茶道と「異なる」文人茶―「型物の茶」か「自娯の茶」か(茶道の成立と「国ぶり」「異国ぶり」/ 「同じ」への指向と「型物」の茶文化 ほか)

【著者紹介】
佃一輝 : 1952年大阪に生まれる。江戸後期以来、文人趣味の茶を伝える一茶庵宗家の当代。煎茶道とは異なる「文人茶」の伝承と再生をはかり、「文会」としての茶事を提唱。茶の湯文化学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • のりたま

    初めてお茶会に参加して文人茶の世界に触れたとき、これまで自分の愛して親しんできたものが1つに束ねられるような感覚があった。漢詩文の世界と書や文人画から、生活を彩るというより美術品の域にある食器や花そして文房具、料理や着物まで、バラバラに楽しんでいたすべてが、煎茶を通して見ると1つの世界として存在するのだった。一般の人は茶と言えば佗茶の茶道をイメージすると思うが、手本となる形を重んじる茶道と文人茶は対照的な性格を持つ。本書の第3章を読めば佗茶との対比で文人茶についての理解を深めることができると思う。

  • Tsuchi(TSUCHITANI.K)

    途中 煎茶と抹茶

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