さよならの次にくる 卒業式編 創元推理文庫

似鳥鶏

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488473020
ISBN 10 : 4488473024
フォーマット
出版社
発行年月
2009年06月
日本
追加情報
:
15cm,256p

内容詳細

「東雅彦は嘘つきで女たらしです」愛心学園吹奏学部の部室に貼られた怪文書。部員たちが中傷の犯人は誰だと騒ぐ中、オーボエ首席奏者の渡会千尋が「私がやりました」と名乗り出た。初恋の人の無実を証明すべく、葉山君が懸命に犯人捜しに取り組む「中村コンプレックス」など、「卒業式編」は四編を収録。デビュー作『理由あって冬に出る』に続くコミカルな学園ミステリ、前編。

【著者紹介】
似鳥鶏 : 1981年千葉県生まれ。2006年、『理由あって冬に出る』で第16回鮎川哲也賞に佳作入選し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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シリーズ二作目の上巻(のような位置づけ)...

投稿日:2013/08/20 (火)

シリーズ二作目の上巻(のような位置づけ)である。本巻の方は連作短編としてそれほど後の短編と強いつながりを持つものではない。収録内容のうち、著者の冴え渡る筆致によって、私はまんまと「第三話 猫に与えるべからず」で痛い目を見たクチである。

emanon さん | 不明 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • まりも さん

    葉山君頑張ったのに詰めが甘いな笑 葉山君の初恋の人から始まる回。 初恋の人の為に奔走した葉山君ですが詰めが甘いせいで美味しい所は伊神さんに持っていかれそのうえ「良い人」止まりになってしまうという羽目に。ミノと二人で叫ぶ姿はすごく青春している姿でした。今回は前編という事なので伊神さんが卒業した後の彼らがどうなっているのか楽しみです。

  • NADIA さん

    市立高校シリーズ。卒業式というのは主人公のではなく、3年生の伊神先輩のもの。4編の中編と間に挟まる3編の断章から成るのだが、この断章の意味がよくわからない。この次の<新学期編>を読めば謎が解明されるのか?? 第四話「卒業したらもういない」は学生時代のこの時期特有の感傷を思い出させてくれたけど、それにしてもすごい卒業式だなー。作者の出身の某市立高校はこんな感じだったとしたらかなり羨ましい(^^)。楽しみにしていたあとがきがなかったのはかなり不満。

  • 雅 さん

    卒業編⁈だからか少し切ない感じ。ミステリーよりも青春小説でした。続編があるみたいなのでソチラに期待です

  • ダイ@2019.11.2〜一時休止 さん

    市立高校その2前編。感想は新学期編にて。

  • Yobata さん

    「理由あって冬に出る」の続編,葉山君の初恋,伊神君の卒業などの短編集前編。にわか高校生探偵団シリーズっていうらしいけどどこに書いてあったんだろw?それに表紙の娘にしても柳瀬さんなんだねw手紙持ってるし,そもそも高島先輩今回出てこなかったしwしかし今回は葉山君の初恋の相手が事件の犯人として自首する事件にどうにかして彼女の無実を晴らそうと、探偵役としてこればかりは凄い頑張ってかなりいい線まで行ってたのに…wやはり良い所は伊神が持って行っちゃうのか…葉山君、役割的に悲し過ぎる…w伊神君命名の→

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