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ISBN 10 : 414081859X
Content Description
コロナ禍のなか、かつてない分断と混乱に陥った世界は、未来へ向けてどのような秩序を選択するべきか?NHKの国際・経済担当記者、解説委員として活躍した著者が、独仏が牽引するEUを中心に、新たな国際秩序が誕生することを、歴史的分析と豊富なデータをふまえて明快に論じる。近未来の国際情勢へ確固たる指針を提示する待望の一冊!
目次 : 「アングロサクソンの時代」の終焉/ 第1部 新自由主義の50年を振り返る(ブレトンウッズ体制からリーマン・ショックまで/ オバマとヴォルカーが新自由主義を救った/ ブレトンウッズに批判的だった三つの動き)/ 第2部 マクロン革命とEU新時代(独仏、和解へと向かう―EU五〇年の歩み/ 嵐のなかのフランス大統領選挙―マクロン登場前史/ ドイツ・パワーとソフトなメルケル新時代 ほか)/ 第3部 ヨーロッパ・ルネッサンス(二〇一九年欧州議会選挙の画期/ EUコロナ復興大型予算成立―マクロンの仕込み、メルケルの決断/ 歴史的使命を終わるヨーロッパの社会主義―白人至上主義の極右政党は伸び悩む)/ 2050年、未来秩序の選択
【著者紹介】
伴野文夫 : 1933年、東京生まれ。東京大学文学部西洋史学科卒業。NHKに報道記者として入局後、1968〜83年、ブリュッセル、パリ、ボン(西ドイツ)特派員を歴任。1987年より国際・経済担当解説委員。NHKスペシャル「日本の条件『マネー』」三部作(1981年)のキャスターを担当。1995〜2001年、杏林大学社会科学部教授。現、日本EU学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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