追憶映画館 テアトル茜橋の奇跡 PHP文芸文庫

伴一彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569900780
ISBN 10 : 456990078X
フォーマット
出版社
発行年月
2020年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
伴一彦 ,  
追加情報
:
281p;16

内容詳細

友人に騙され借金を背負った男が、町で出会った少女に「私を殺し屋にして」と頼まれ…。母が故郷の橋で再会した、生涯の“想い人”の正体とは…。病室の窓から男が見たのは、十一歳の時に一目惚れした少女と瓜二つの女の子だった…。『レオン』『マディソン郡の橋』『小さな恋のメロディ』など名作映画をモチーフに、焼失した映画館と、映画で結ばれた人々に起こる奇跡を、稀代の脚本家が描く感動の連作短篇集。

【著者紹介】
伴一彦 : 1954年、福岡県生まれ。日本大学芸術学部映画学科脚本コース卒業。脚本家。81年、テレビドラマ「探偵同盟」(フジテレビ)最終回と映画「バックが大好き!」(にっかつ)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • タイ子 さん

    これだけ好きな映画が出て来ると読みながらワクワクしてしまう。古い映画館、火災で焼けたが取り壊さず未だ手つかずの状態で残っている。テアトル茜橋、それが映画館の名前。そこで上映された映画にまつわる思い出を描きながら、人生とは、家族とは、人を愛する喜びなど心に沁みる連作短編集。「ハチ公物語」にちなんだ話はもちろんワンちゃん。ロクと言う名の犬が殺処分寸前に引き取られその後の話。やはり動物と子供の話には勝てません。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」はこれまたデロリアンが登場して…。名画を思い出しながらひと時の感動。

  • keroppi さん

    図書館新刊コーナーで見つけて。著者初読み。焼失した映画館「テアトル茜橋」を再建しようと戻ってきた娘。焼失の原因は?家族の秘密は?そして、様々な人たちの人生が、そこで観た映画に絡めて、連作のように綴られていく。やはり、「ニュー・シネマ・パラダイス」。それから、「レオン」、「小さな恋のメロディ」、「ローマの休日」、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」、等々。映画は、人生と共にある。懐かしい映画を観ると、自分の辿ってきた道を振り返る。

  • いちろく さん

    街の映画館の復興話を軸に、『ニュー・シネマ・パラダイス』『レオン』『マディソン郡の橋』『小さな恋のメロディ』等の名作をモチーフにした短編を挿入していく構成の作品。話のメリハリがハッキリしている作風と思ったら、著者がキー局のTV脚本を手掛けていると知り納得。人情的な盛り上がりの展開を含め、オムニバス形式の連作ドラマを観ているような感覚の内容だった。

  • mr.lupin さん

    「レオン」「ハチ公物語」「マディソン郡の橋」「小さな恋のメロディ」「愛と喝采の日々」「ローマの休日」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」と七つの名作映画をモチーフに、焼失してしまった映画館『テアトル茜橋』と、映画で結ばれた人々に起こる奇跡を描いた連作短編集。観たことある映画もあったりで、それなりにリンクして楽しめた。『追憶映画館』中々良い響きだな。⭐⭐⭐⭐★

  • のんちゃん さん

    映美は移住仕事先の米国から実家である映画館の再建の為、帰国した。この映画館に、昔、関わりがあり、その上映作品に影響を受けた人々の話を、作者で脚本家でもある伴氏が映画作品を絡めながら、描いていく。私は学生の頃、そして勤め人になってからも、洋画が好きで、アルバイト代やお給料はほぼ映画鑑賞と映画雑誌と小説に消えた。一人でも名画座によく出向いた。私の生涯ベスト1はバーブラストライザンドの『追憶』偶然本書の題名にも入っている。本書掲載の作品もほぼ観ていた。映画好きだった私には懐かしくとても楽しい読書だった。

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人物・団体紹介

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伴一彦

1954年、福岡県生まれ。日本大学芸術学部卒。1981年ごろから映画の脚本家としての活動を開始。’80年代半ばからはテレビドラマを中心に多彩な作品を手掛け、『うちの子にかぎって…』『パパはニュースキャスター』『君の瞳に恋してる!』『デカワンコ』『シンデレラデート』など代表作多数(本データはこの書籍が

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