旧皇族の宗家・伏見宮家に生まれて 伏見博明オーラルヒストリー

伏見博明

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784120054952
ISBN 10 : 4120054950
フォーマット
出版社
発行年月
2022年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
198p;20

内容詳細

祖父の海軍元帥・伏見宮博恭王の思い出。皇太子(現・上皇)との日光疎開。皇籍離脱後の米ケンタッキー留学。少しだけ特別な外資系営業マン生活…。90歳の今、伝えたいことのすべて。

目次 : 解説 伏見宮家とは何か/ 第1章 幼少期(伏見宮家は海軍/ 紀尾井町の屋敷/ 家族についての思い出/ 皇族の暮らしぶり/ 天皇一家・親族・友人との交流)/ 第2章 皇族としての少年期(同学年に三人の「殿下」―学習院初等科時代/ 皇太子との日光疎開―中等科時代・終戦まで)/ 第3章 皇籍離脱とアメリカ留学(博恭王の薨去/ 皇籍離脱/ 終戦後の学習院/ アメリカ留学)/ 第4章 帰国後の生活―一般人として生きる(会社員になる/ 菊栄親睦会/ 昭和天皇との交流/ 昭和天皇の崩御/ 伏見家の祭祀や墓について/ 皇族から民間人へ―二重の人生)

【著者紹介】
伏見博明 : 1932年生まれ。伏見宮博義王第一王子。第24代伏見家当主。米ケンタッキー州のセンター・カレッジ卒業後、スタンダード・バキューム・オイル(後のモービル石油)入社。主に営業職を歩み、広報部長、監査役などを務める。2021年伏見記念財団理事長に就任

古川江里子 : 青山学院大学非常勤講師。青山学院大学博士後期課程満期修了退学。博士(歴史学)。専門は日本近現代史、政治思想史

小宮京 : 青山学院大学教授。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。博士(法学)。専門は日本現代史・政治学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ばう さん

    ★★★世襲親王家の中で一番古く格が高いとされる伏見宮家最後の宮様であった伏見博明氏の口述を本にしたもの。戦前の宮家の暮らしぶり、戦後の皇籍離脱後の生活、民間人となっても続く皇室との繋がりなど興味深い話ばかりでした。他の人から見れば随分窮屈な生活だと感じても、生まれた時からそういう環境の中で育ったのならば、それが当たり前の事として受け入れられるのだろうな。本の内容もさることながら、博明氏の朗らかで温かいお人柄が伝わってくるので最後まで飽きる事なく読む事が出来ました。

  • やじ さん

    ジェンダーレスを異様に持ち上げる勢力と、それをもてはやすマスゴミにより「女性・女系天皇」の何が悪い的な雰囲気が出来上がりつつあり危機感を抱いています。筆頭一位の宮家にお生まれになり、お父様が早逝され海軍大将の御祖父様に可愛がられ、亡くなられた後に家長となられ14歳で宮家から降家させられた。天皇家の万が一の際の血のスペアとして育てられ、親とお風呂に入った事もなく、とても寂しい思いをされたそうだ。(宮家の跡地の一部はホテルオークラ)本日は悠仁親王殿下が中学をご卒業されます。秋篠宮家は次代の天皇陛下がお2人も

  • なにょう さん

    2024年現在、御年92歳。もとの皇族。海軍に入るはずがその前に終戦がきて、学校を出てからアメリカに留学。アメリカのケンタッキー州に留学。ケンタッキーフライドチキンとは言えどもそこはどこ?英語をものにして外資系企業に入り営業職を歩む。興味深い人生だ。★徳川慶喜公の曽孫にあたる方で、まさか慶喜公も子孫が海を渡るとは思ってもみなかっただろう。

  • Sakura さん

    伏見宮家に生まれ、戦後GHQにより皇籍離脱された第24代当主伏見博明氏。恵まれた子供時代を過ごしつつも、自分から何を食べたいということなどありえず、出たものは食べる、絶対に残してはいけない。天皇をお守りするために宮家がある。何かあったら真っ先に皇室を守る。そりゃあ「一般の方が皇室に入るのは大変」だろうし、昔と違って情報が何でも入ってきてしまう令和の若い皇族たちは大変でしょうね。でもあっけらかんとした物言いの博明氏は、明るくて気さくな感じがしました。

  • mitubatigril さん

    旧皇族の伏見博明さんに旧皇族とは?一般人としての人生を語って頂き編集者の質問に答えて頂く形で一冊にまとめられている。 何冊か同じような感じで旧宮家の方の作品を読んでいたが一番分かりやすく理解しやすい感じがする。 世間的に色々と取り沙汰されてる問題には言及はされてないが 何となく分かる気はした。

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伏見博明

1932年生まれ。伏見宮博義王第一王子。第24代伏見家当主。米ケンタッキー州のセンター・カレッジ卒業後、スタンダード・バキューム・オイル(後のモービル石油)入社。主に営業職を歩み、広報部長、監査役などを務める。2021年伏見記念財団理事長に就任

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