続・大人の流儀

伊集院静

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062174862
ISBN 10 : 4062174863
フォーマット
出版社
発行年月
2011年12月
日本
追加情報
:
194p;18

内容詳細

他人が困っているときに優しくできるか。幸福のすぐ隣に哀しみがあると知れ。大人になるとは、そういうことだ。

あなたのこころの奥にある勇気と覚悟に出会える。「本物の大人」になりたいあなたへ、
待望の第二弾。

大ベストセラー『大人の流儀』第二弾「最後の無頼派」が伝える珠玉の流儀
●鮨屋に子供を連れていくな
●若い修業の身がなぜ休む?
●イイ人はなぜか皆貧乏である
●大人のお洒落は靴に出る
●カラオケが下手で何が悪い?
●花見を自粛するのは間違っている
●高収入のスポーツ選手がそんなに偉いか
●母が教えてくれた花の名前
●若い時期にだけ出会える恩人がいる
●どんな手紙がこころを動かすのか
●大人が口にすべきではない言葉がある
●私はなぜ仙台を離れなかったか
●世間の人の、当たり前のことに意味がある
●男は死に際が肝心だ



【著者紹介】
伊集院静 : 1950年山口県防府市生まれ。72年立教大学文学部卒業。81年短編小説『皐月』でデビュー。91年『乳房』で第12回吉川英治文学新人賞、92年『受け月』で第107回直木賞、94年『機関車先生』で第7回柴田錬三郎賞、2002年『ごろごろ』で第36回吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。作詞家として『ギンギラギンにさりげなく』『愚か者』などを手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • おしゃべりメガネ さん

    本作ではとにかく東日本大震災直後の様子が綴られているのが、とても印象的です。あの震災がもたらした悲劇と恐怖をとにかくリアルに描いています。愛犬「ノボル」とのとぼけたふれあいの様子にココロが和み、相変わらず冷静沈着で時にブラックな「家人」の存在がさらに面白さを増しています。「家人」こと「篠ひろこ」さんがとにかくしっかりしていて、こういう奥さんだからこそ、作者さんも'伊集院'さんで居続けるコトができるのかもしれません。本書により年を重ねるコトによって、わかりえる'大人の流儀'をたくさん教わるコトができました。

  • カピバラ さん

    鮨屋に子どもを連れて行くなの話が印象的。頑固親父だけど、それもまたよし!笑酒の話で、並々を濤濤と書いてるのに感動。被災地の話には胸をうたれた。

  • 団塊シニア さん

    被災地からみたこの国の章に共感、東日本大震災時、筆者同様仙台にいたものとしてその時の状況が的確にとらえており改めて震災に大きさを感じました。 原発事故の東電の対応、政治家の無能ぶり、共感できる内容です。

  • Maiラピ さん

    ベストセラー作品となった「大人の流儀」に続く続編作品。前回よりこの続編の方が好きです。愛犬に対して“いい加減、日本語少しは覚えろよ。スピードラーニングというのをやらせてみるか?”笑 “被災しなかった人は、時間の経過とともに災害を忘れてしまう。世の中というものは自分の痛みでなければ、いとも簡単に物事を片付ける。『ガンバレ』では済まない、希望の見えない人たちがいる。そのことを私たちは肝に銘じておかねばならない。”

  • さと さん

    伊集院氏が思う 大人の流儀を引き続き堪能。 作品より .... 家人に、あなたも水を持って行くのを手伝って、と言われたが、私は車からは出なかった。 なぜか⁇ もし水を持って行って、おバアさんか何かに手を握られ、泣きながら、ありがとうございます、なんて感謝されたら.... 私は間違いなく、地獄に落ちてしまう。 「それ伊集院さん、どういう意味ですか」 ....いちいち説明はしないよ。 これ以上ない伊集院氏の魅力が隠された一節だった。

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伊集院静

1950年山口県防府市生まれ。72年立教大学文学部卒業。81年短編小説『皐月』でデビュー。91年『乳房』で第12回吉川英治文学新人賞、92年『受け月』で第107回直木賞、94年『機関車先生』で第7回柴田錬三郎賞、2002年『ごろごろ』で第36回吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。16年紫綬褒章を受章。23

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