いい肥満、悪い肥満 祥伝社新書

伊藤裕

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784396116514
ISBN 10 : 4396116519
フォーマット
出版社
発行年月
2022年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
伊藤裕 ,  
追加情報
:
194p;18

内容詳細

巷では各種ダイエットが花盛りである。恰も、やせることはすばらしく、太っていることが悪であるかのように。しかし、世界ではじめて「メタボリックドミノ」を提唱した、抗加齢医学の第一人者である著者は、その風潮に警鐘を鳴らす。そして肥満には「いい肥満」と「悪い肥満」があり、「いい肥満」は健康長寿をもたらすと言う。体重やBMIだけで判断することは危険なのだ。生物が生き延びるための大発明である肥満。そのメカニズムと人体への影響を脂肪細胞、ホルモン、ミトコンドリア、時間栄養学などから、最新知見を交えて解説。「いい肥満」になる具体的方法を提示する。やせるのではなく“正しく”太る。これが、健康の新常識である。

目次 : プロローグ 「肥満=悪」ではない/ 第1章 実は、あなたは太っていない!?/ 第2章 太るには理由がある/ 第3章 肥満には2種類ある/ 第4章 病気をもたらす肥満、健康長寿になる肥満/ 第5章 肥満と時間の関係/ 第6章 “正しく”太るために/ エピローグ 二つの脂肪細胞のせめぎ合い

【著者紹介】
伊藤裕 : 慶應義塾大学医学部腎臓内分泌代謝内科教授、医学博士。1957年、京都市生まれ。京都大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。ハーバード大学およびスタンフォード大学医学部博士研究員、京都大学大学院医学研究科助教授などを経て現職。国際高血圧学会副理事長、日本肥満学会理事も務める。専門は内分泌学、高血圧、糖尿病、抗加齢医学。世界ではじめて「メタボリックドミノ」を提唱した。高峰譲吉賞、井村臨床研究賞など受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 原玉幸子 さん

    脂肪を全部燃焼させても体重計の言う所謂「標準体重」にならない私はどうすればいい(身体器官を切断せよとでも言う)のかですが、本の中味は、「早寝早起き、腹八分目がええで」を医学的見地の用語と情報で解説しただけなので、有難味はありませんでした。意志の強い人が「ふむふむ」と自分の知識を再確認する情報雑誌。「要は食べるな」との有難い忠告には、いっそのこと(先般引退表明!)ブルース・ウィルス主演の『サロゲート』での設定で、プロレスラーもどきにでもなってむしゃむしゃ食べたい、かな。危険。(●2022年・夏)

  • きょん さん

    帯にあるように、体重とBMIだけを気にするのは間違いだ、ということがよくわかる一冊。 肥満=悪という日本で顕著な考えはそろそろ脱却していかないといけないな、と思う。体重ばかり気にして片寄った食事をしていても健康にはなれない。将来的に認知症の危険性も高まる。人間は「食べるために生きている」食べることを大切に、生活を見直してみたい。

  • Falgorou さん

    典型的な洋ナシ体型・皮下脂肪デブに悩んできた日々ではあるが、医学的観点からすると、私はそもそも肥満ではないらしい。おまけにBMIや中性脂肪値から理想的な状態で健康と長寿が期待できそうだ。肥満にはいい肥満と悪い肥満があり、悪い肥満とは脂肪細胞がカロリーを貯蔵できず、インスリンへの反応も弱く、血液中に常時にFFA(遊離脂肪酸)が放出し続け、内臓脂肪や肝臓が炎症し、全身に広がって様々な病気を引き起こす状態。せっかくなので現状維持を目指すため、もう痩せる事はほぼ諦め、規則正しい食生活で健康長寿を目指そうと思う。

  • シュウヘイ さん

    肥満でもいい肥満ならいいんじゃない?的な感じ 中年おじさんの肥満は美しくはないので、あえて太りたいとは思わない ガリガリよりはちょいぽちゃの老人は元気そうには見える

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