ゾロアスタ-教論集

目次 : 「アヴェスターの改刪」をめぐりて/ 名詮自性「ゾロアスター」―東方からのアプローチ/ 古期（古代）ペルシア語ａｒｔ￣ａ‐ｃａ　ｂｒａｚｍａｎｉｙａとその射程/ アラム・イラン混成語形とその周辺―ゾロアスター在世年代論へ/ ヤスナ５１：１６について―Ａｖ．ｍａｇａ（ｖａｎ）‐，Ｖｅｄ．ｍａｇｈ´ａ（ｖａｎ）‐およびＯＰｍａｇｕ‐に関説して/ ジャムの十訓とヤスナ３２：８/ カルデールの「ゾロアスターのカアバ」刻文について/ 万葉集にみえるイラン人名について―天武天皇挽歌２首をめぐる諸問題/ 法隆寺伝来の香木銘をめぐって/ 『アオグマダエーチャー』―ゾロアスター教徒の一葬文/ イランにおけるビジョン（霊視）の文学/ 『断疑論』/ 『好学の子』のテキスト復原とその背景/ 我観「景教」―呼称の背景をめぐりて/ ゾロアスターとハマオ/ ケーシュダーラーン句の解釈について―『デーンカルド』第３巻から/ 再々論「吐火羅・舎衛」考/ パルミラと大秦国/ ヤサー・アフー・ワルヨー告白文とアシュヴィン双神について

【著者紹介】
伊藤義教 : １９０９年、山口県に生まれる。イラン学者。文学博士、京都大学名誉教授、日本オリエント学会名誉会員、浄土真宗本願寺派明恩寺第１７世住職。福井中学、姫路高校を経て、京都大学文学部入学、梵語梵文学を専攻。京都大学退官後は京都産業大学、大阪外国語大学、東海大学でも教鞭を執った。１９９６年没（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）