伊藤武

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本

ヴェールを脱いだインド武術 甦る根本経典『ダヌルヴェーダ』

伊藤武

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基本情報

ジャンル
：
実用・ホビー
ISBN/カタログNo
：
ISBN 13 : 9784787723246
ISBN 10 : 4787723243
フォーマット
：
本
出版社
：
新泉社
発行年月
：
2024年09月
発売国
：
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
伊藤武(インド研究者), 伊藤武 ,  
追加情報
:
３１６ｐ；21

内容詳細

カラリパヤットの源流を求めて

すべての学問・技芸がそうであるようにインドでは武術もまた神々に属している――。
インド各地への広いフィールドワークと、『ラーマーヤナ』『マハーバーラタ』といった叙事詩から「ヴェーダ」文献までを博捜し、神話、歴史、技術、思想、蘇生術、アーユルヴェーダなど、伝統の武術カラリパヤットが内包する豊穣な体系を解き明かす名著、待望の増補改訂。補編として幻のチベット武術「獅子吼金剛拳――チベット密教の武術」の一編を附す完全版。

【著者紹介】
伊藤武 : １９５７年、石川県出身。作家、イラストレーター。サンスクリット語とヨーガの講師、古式ムエタイをはじめとした東南アジア伝統武術の研究を行う。１９７９年、最初のインド旅行に出発。約２年間にわたってインド全土、ネパール、スリランカ、タイを放浪する。以後もこれらの地域を繰り返し訪問し、遺跡調査、神話・伝説、風習、武術、食文化等の収集に努める。インド研究家として周辺地域の歴史や文化にも造詣が深い。全国でオリジナルテキストを用いたサンスクリット語講座等を開催（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • in medio tutissimus ibis. さん

    読了日：2025/05/09

    あとがきによると訂正個所は、広く入手可能になったカラリパヤットの情報とハタ・ヨーガの起源が仏教（後期密教）にある事、など。そして増補として今日中国拳法ラマ拳の源流たるチベット僧兵（ドプドプ）武術、獅子吼金剛拳の開祖アムドの伝記。今の日本のお寺の姿（しかしかなり体育会系ではあるらしいが）とはかけ離れた、暴力的で神秘主義的で国際的でもあるチベットの僧兵≒シッダ業者の世界は、西部劇とか武侠小説（地理的にも西遊記か）みたいなアナーキーさがあって面白かった。もっと時代が下っていたらアメリカ行きの説話も作られたのか。

  • Go Extreme さん

    読了日：2024/10/10

    カラリの武術： 武術の始まり ヴェーダの武術 カラリパヤットの始まり バラモンのケーララ伝来 インド武術の根本経典 金剛拳 むき出しの子宮 野獣になる─体術 人になる─武器術 勇者になる─拳法術 カラリの身体： 断末魔の悲鳴 末魔の定義 マルマンの位置 断末魔したら 蘇生術 達磨は来たか 末魔と経穴 スシュルタのゆくえ 経穴／ツボとの比較 氣またはプラーナ 臍─脈管の根 末魔と密教 カラリの医術： タントラの医学 マルマ療法の原点・根本原理 アビヤンガとシローダーラ ウリチル究極のマッサージ

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