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軍閥興亡史 第2巻 光人社nf文庫 新装版

伊藤正徳 (Book)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784769829843
ISBN 10 : 4769829841
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

傑出した明治軍閥の亡き後、帝国陸軍はその反動の波に激しく洗われた。軍縮の時をへて昭和軍閥は台頭し、政党政治に根底から揺さぶりをかける。中国革命の余波をうける満州の日本権益を守るため陸軍は、ついに国策の正面に躍り出た。内外の不信をよそに、軍備拡張と政治進出に賭けた統制なき陸軍の実像を描く。

目次 : 「明治軍閥」は去る/ たちまち起こる増師政変/ 軍部大臣武官制の争い/ シベリア出兵/ 宇垣軍縮の波紋/ 「大正軍閥」の流産/ 満州事変/ 「昭和軍閥」の形成/ 二・二六事件/ 軍閥配下の広田内閣/ 宇垣内閣を阻止/ 近衛文麿の登場

【著者紹介】
伊藤正徳 : 明治22年、茨城県水戸市に生まれる。大正2年、慶応大学理財科を卒業。時事新報社に入社する。昭和3年、編集局長となる。その後、中部日本新聞主筆、共同通信社理事長、日本新聞協会理事長、時事新報社社長、産経時事主幹、産経新聞顧問等を歴任する。第一級の海軍記者として活躍。昭和37年4月21日歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Eiji Nanba

    第2巻読了。明治軍閥の長はすなわち維新経験者で、彼らは国を守るための軍の必要性を強く感じ、事あるごとにこの力の補充を試みていたが、同時に国あっての軍であることを知っていた。が、昭和の軍閥にはその大局観がなく、自己の立脚した位置からの視点しか持ち得なかったことが、大きな悲劇を生むことに繋がっていった…。そんなことを感じています。

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