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やくたいもない話

伊藤徹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784652206829
ISBN 10 : 4652206828
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「役立たず」を意味する静岡方言「やくたいもない」。帰郷した哲学者はこの言葉を手掛かりに、有用性や生産性に向かう時代の奔流に抗して、庭に生える梅の古木、魚釣りのアタリ、昔聞いた落語の演目、早くに逝ってしまった親しい人々、押し入れの奥から出てきた古い写真など、生活に射す光と陰に思いを巡らせ、その痕跡を文学的タッチで記録していく。著者自身の過去と現在、その個別的な体験から人間の生の深みに測針を下ろすエッセイ集。

目次 : 梅三話/ カワハギを釣る/ 触る/ “二階ぞめき”/ 言葉という空間/ 家・存続するもの/ 寺山修司がまだ生きていた頃/ かたちのない死/ 追悼二つ/ 梅ウォッカと「無用庵」/ 古い写真/ やくたいもない話―大石家小史/ 静岡大火の写真/ 小林清親と横内川/ スタンド・バイ・ミー

【著者紹介】
伊藤徹著 : 京都工芸繊維大学名誉教授。1957年静岡市生れ。静岡県立静岡高等学校、京都大学文学部卒業。京都大学博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • chuji

    久喜市立中央図書館の本。2025年4月初版。書き下ろし。京都工芸繊維大学名誉教授の哲学者によるエッセイ集。

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