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ISBN 10 : 400023899X
Content Description
戦後の混乱で朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)に残された日本人、里帰りを果たせぬ日本人妻、植民地支配の傷跡の数々―。いまだ国交のない隣国との関係を、日本政府は歴史の清算もせず、断絶するかの方向に舵を切って来た。しかし、両国には切ることのできない絆がある。四〇回におよぶ訪朝取材をもとに、貴重な写真とルポで、朝鮮に残る“日本”を照射する。困難な朝鮮での取材の裏側なども報告。
目次 : 第1部 閉ざされる日朝の“絆”(断絶された在日と祖国の絆―「疑惑の船」の実像/ 支援した食糧は「軍事利用」?―日本による支援のゆくえ/ 力道山が贈ったベンツから見つけたお宝)/ 第2部 消される歴史の“爪痕”(「靖国」から返還された文化財/ 「消耗品」にされた朝鮮人労働者―日本支配下の巨大コンビナート建設/ 無念のままに―消されゆく被害の記憶)/ 第3部 朝鮮の中の“日本人”(朝鮮に眠り続ける骨―日本人遺骨は語る/ 最後の朝鮮残留日本人/ 果たせぬ里帰りと五八年ぶりの再会)
【著者紹介】
伊藤孝司 : 1952年長野県生まれ。フォトジャーナリスト。(社)日本写真家協会会員。日本ジャーナリスト会議会員。日本の過去と現在を、アジアの民衆の視点から捉えようとしてきた。アジア太平洋戦争で日本によって被害を受けたアジアの人々、日本がかかわるアジアでの大規模な環境破壊を取材し、雑誌・テレビなどで発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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wasabi
読了日:2019/09/04
桜花
読了日:2019/06/22
takao
読了日:2021/11/07
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