女性学・男性学 ジェンダー論入門 有斐閣アルマ

伊藤公雄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784641221222
ISBN 10 : 4641221227
フォーマット
出版社
発行年月
2019年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
344p;19

内容詳細

ジェンダー論の決定版テキスト最新版!女と男をトータルに論じた好評の入門書。恋愛、労働、育児など生活のいろいろな場面に焦点をあてた本文、女と男をめぐる名言・迷言集、マンガ、学問の営みを解説した特別講義、コラム、参加・発見型学習のためのエクササイズなど、工夫された構成で迫ります。最新データを盛り込みますますパワーアップ。

目次 : 第1章 女であることの損・得、男であることの損・得/ 第2章 作られる“男らしさ”“女らしさ”/ 第3章 ジェンダーに敏感な教育のために/ 第4章 恋愛の女性学・男性学/ 第5章 ジェンダーと労働/ 第6章 多様な家族に向かって/ 第7章 育児はだれのもの/ 第8章 国際化のなかの女性問題・男性問題/ 第9章 男女共同参画社会の見取り図

【著者紹介】
伊藤公雄 : 1951年、埼玉県生まれ。京都大学文学部卒業、同大大学院文学研究科博士課程修了。現在、京都産業大学現代社会学部客員教授。京都大学・大阪大学名誉教授。文化社会学・ジェンダー論専攻

樹村みのり : 1949年、埼玉県生まれ。漫画家

国信潤子 : 1948年、神奈川県生まれ。慶応義塾大学文学研究科哲学専攻修士課程修了、奈良女子大学比較文化学科博士課程単位取得満期退学。愛知淑徳大学教授・名誉教授を経て2014年没。女性学、ジェンダー論、比較文化論専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • りょうみや さん

    教育、恋愛、労働、家族、育児など一通りの分野でジェンダー論を展開している。女性学・男性学とあるが8割以上は女性の立場という印象。女性が男性と比べ不利な立場に置かれているからもっと平等にが趣旨だが、男女間の区別は絶対に必要なので「差別」と「区別」の境界がとても難しいと改めて思う。本書は男女間の差は社会的すなわち後天的という考えが強いが、根本的な生物的・先天的な男女差についてもっと触れてほしい。有斐閣アルマの本は多数読んでいるけど漫画を取り入れているのに出会ったのは初めて。

  • Olive さん

    女であることの損得,男である事の損得から始まって,夫婦別姓,離婚,家族の多様性など,踏み込んだ内容で書かれている印象.ジェンダー論という一つの枠で括るよりも,(つまりそれはフェミニストと言われる学者が書いた女性学ではなく),視点をかえて男性をめぐる問題にも言及しようという姿勢である.性の多様性の中,このネーミングもないだろうとも思う(結論ジェンダー論だが).性にニュートラルな人材を育成するにはとても良い本だと思う.途中に入っているマンガも勉強になる.

  • kenitirokikuti さん

    ⑴初版2002年 ⑵改訂版2011年 ⑶第3版2019年 /⑴⑵ジェンダーフリー→⑶ジェンダー平等 /⑵の前年、2010年に改正育児休業法 /⑴シングル ⑶LGBT /団塊の世代に多い専業主婦制への非難が多めだが、初版の2002年から第3版の2019年でその層はリタイア済み。主婦のパートは高齢者のパートに置き換わっている▲「平和の思想と<男らしさ>」「湾岸危機」のときの石川好による<男らしさ>の復権と読み解くエッセイが引用されている。本書、初版は911の翌年頭なのだが、20年後の第3版でもそのまま。

  • うれい さん

    ジェンダー論入門。ここで主張したいのは、ジェンダーは領域というよりも視点だということ。ジェンダー眼鏡をかければ政治や労働、経済、家事など大小様々なテーマが違った景色で見えてくる。本書はジェンダー論の教科書的な位置づけで、ジェンダーの視点を知るのに良い。

  • ちゃすくん さん

    途中途中に挟まれる漫画や一部のコラムの表現や描写は、考え方を一定の方向に誘導しようとする意図が強く匂い、鼻につくものの、全体的にはイデオロギー的な説明に終始せず現実的な側面にスポットをあてている入門書だと感じた。改訂版なだけあり、古い情報が新しいデータとして使われている部分もあるので逐一自分で調べながら読むのが良い。フェミニズムについて学ぶと同時に、家族が歴史的にどう構成されてきたかについて詳しく知りたくなった。

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