Books

黒南風(くろはえ)の海 Php文芸文庫

Jun Ito

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569760957
ISBN 10 : 4569760953
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
November/2013
Japan

Content Description

日本と朝鮮――敵として出会った二人の人生が交錯した時、熱きドラマが! 気鋭の歴史作家が、文禄・慶長の役を真正面から描いた力作。

【著者紹介】
伊東潤 : 1960年、神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学卒業。外資系企業に長らく勤務後、文筆業に転じ、歴史小説や歴史に材を取った作品を発表している。『国を蹴った男』(講談社)で吉川英治文学新人賞を、『黒南風の海』で「本屋が選ぶ時代小説大賞2011」を、『義烈千秋天狗党西へ』(新潮社)で歴史時代作家クラブ賞(作品賞)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ちゃま坊

    飯嶋和一「星夜航行」で朝鮮出兵が気になった。日本と朝鮮の関係がうまくない今、ちょっと気になる歴史。加藤清正と小西行長の対比は後の関ケ原につながるのだろうか。降倭と附逆という言葉を覚えた。敵が味方となり味方が敵となる。日本軍、朝鮮軍、明国軍の3ヶ国が関係した戦だが、戦場となった朝鮮の民が一番の被害者か。

  • ウィズ

    やっぱりどんなことがあっても、戦争はいかんと思いました。

  • ひろ

    「文禄・慶長の役」という難しいテーマをよくぞ描いてくれた、というのが第一声。大義名分もないまま異国の地で戦わなければならない武将たちの苦難は想像を絶するものがあるが、嘉兵衛と金宦という立場の異なる二人が祖国を捨てて民のために生きる決意が美しく、物語を際立たせている。秀吉の命に逆らえない中で、戦を丸く収めようと奔走する加藤清正にも好感が持てた。侵略戦争がいかに人を不幸にするか、日本の歴史が犯した過ちを見つめ直す意味でも深い一冊だと思う。

  • 金吾

    朝鮮の役はあまり小説になっていない題材ですので興味をもって読むことができました。戦争の悲惨さややるせなさが伝わります。善玉・悪玉がはっきりしていますが、小説なのでそれもまたよしと感じました。

  • 糜竺(びじく)

    文禄・慶長の役が舞台。日本人・佐屋嘉兵衛(沙也可)と朝鮮の役人・金宦は、互いの祖国を裏切り立場を入れ替えます。二人の数奇な人生を通して、無益な殺生への問いと、国境を超えた人間の絆を描く歴史小説でした。朝鮮出兵の過酷さが非常に伝わりました。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items