オーデュボンの祈り 新潮文庫

伊坂幸太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101250212
ISBN 10 : 4101250219
フォーマット
出版社
発行年月
2003年12月
日本
追加情報
:
16cm,464p

内容詳細

コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。江戸以来外界から遮断されている“荻島”には、妙な人間ばかりが住んでいた。嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。次の日カカシが殺される。無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか?卓越したイメージ喚起力、洒脱な会話、気の利いた警句、抑えようのない才気がほとばしる!第五回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞した伝説のデビュー作、待望の文庫化。

【著者紹介】
伊坂幸太郎 : 1971(昭和46)年千葉県生まれ。’95(平成7)年東北大学法学部卒業。’96年サントリーミステリー大賞で、『悪党たちが目にしみる』が佳作。2000年『オーデュボンの祈り』で、新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、デヴュー。’02年刊行の『ラッシュライフ』が各紙誌で絶賛され、好評を博す。’03年に発表した『重力ピエロ』は、ミステリファン以外の読者からも喝采をもって迎えられ、一気に読者層を広げた。また『重力ピエロ』で、七十年代生まれとしては、初の直木賞の候補となる。洒脱なユーモアと緻密な構成で読む者を唸らせ、近年希にみる資質の持ち主として注目を浴びている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

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あらすじ聞いて、意味が分からない分読んで...

投稿日:2012/10/19 (金)

あらすじ聞いて、意味が分からない分読んでみようと思い、読んでみましたが。何だかシュールなことをなんとかして表現しようとし過ぎている感が否めず、そこがマイナスポイント。だけど読んでいると、ラストへの期待がどんどん高まりました。こんなにラストが楽しみになる話も珍しいです。

ひ〜ちゃん さん | 東京都 | 不明

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 殺人が起きた。殺されたのは喋るカカシ。...

投稿日:2010/08/11 (水)

 殺人が起きた。殺されたのは喋るカカシ。  これだけだと何のことだか解からないが、読むと非常に面白い。

fumi さん | 神奈川県 | 不明

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オーデュボン・・・て、なに?? 未来が...

投稿日:2009/05/30 (土)

オーデュボン・・・て、なに?? 未来がみえるカカシ。が、殺される・・・はて?? なんのこっちゃ、さっぱり意味不明なまま、 あんまり期待もせず退屈しのぎに手に入れた本でした。 が。しかーし、しかし。 読んでるうちに、不思議な気分になって、 止まらんくなって、気付いたら、全部読んでた。 これが、伊坂わーるど、か。すごすぎる。 ラストすっきり。

naco さん | 奈良県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • サム・ミイラ さん

    伊坂幸太郎の作品を全部読んだわけではないが現時点で彼の最高傑作だと断言したい。処女作でそういうことは滅多にないけれど。この作品には彼の全てが詰まっているように思う。会話のセンス、シュールな世界観と寓話的発想そして自然に対する人間の関わり方への警鐘。文学的でありながらミステリーとしても非常に良く出来ている。誰がなぜ喋るカカシを殺したのか?普通はミステリーにもならないが。江戸時代と現代を交錯させながら展開するこの作品には、他にはない奇妙で大きな感動がある。間違いなく記憶に残る作品である。

  • ヴェネツィア さん

    紆余曲折の末にたどり着いた伊坂幸太郎のデビュー作。この小説には、瑞々しさが随所に溢れている。まずはタイトルがいい。伊坂作品の中でも最高かも。次いで、中空に浮かんでいるかのような作品世界の自立性が好ましい。そして、文体は村上春樹ばりだ(これは、この後もなかなか払拭されないが)。本書は新潮ミステリー倶楽部賞の受賞作なのだが、選考委員たちはなかなかの慧眼だ。なにしろ、この作品は通常のミステリーという範疇を遥かに逸脱していたのだから。今から17年前、私たちは新しい小説の旗手をこうして迎えたのだった。

  • HIRO1970 さん

    ⭐️⭐️⭐️伊坂さん7冊目。読んでいてかなり面白い事は確かなんだけど、何となくいつものキレが無くてモヤモヤした感じがありました。結末の予測が早々と出来てしまったのも常では無い意外な出来事でした。後書きを読んでデビュー作である事を知って漸く頭の中の霧が晴れ、腑に落ちました。伊坂さんはまだまだレベルアップしている最中である事を初めて実感した次第です。なるべく時系列に沿って古い作品から読む事を皆さんにもオススメします。

  • 遥かなる想い さん

    伊坂幸太郎のデビュー作らしいが、まずカカシには正直ついていけなかった。人語を操り「未来が見える」カカシがなぜ殺されるのか、そもそもカカシは何をあらわそうとしているのか…奇妙な世界は私の中で奇妙なまま終わった。"コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。

  • ニクロム さん

    一人の江戸時代の侍と一人のアメリカ人の動物学者。愛する島と愛する鳥への祈りは、しゃべるカカシに受け継がれ、それを守ったカカシは役目を終えたのかもしれない。  カカシの見る未来は、どうにもできない運命のようなもので、作中の言葉を借りれば「神様のレシピ」と表現される。だからこそ、最後のお雅の言葉がすべてなのだろうと思う。  島に代々伝わる、「欠けているもの」がもたらされたとき、その丘で、カカシはきっと笑っていただろう。

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人物・団体紹介

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伊坂幸太郎

1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞を、「死神の精度」で第57回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞。08年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞

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