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アリス・エクス・マキナ 3 星海社fictions

伊吹契

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784061399136
ISBN 10 : 4061399136
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2015
Japan

Content Description

ロザが、殺人を犯した―。調律師・朝倉冬治は、永峰あきらの義父・殿村秀臣の殺人と機巧体管理法違反の容疑で逮捕収監され、世間にはアリスに対する批判の嵐が吹き荒れる。資産家・喜田、探偵・三ツ橋らの尽力で幸いにも釈放される冬治だったが、世間から身を隠すことを余儀なくされ、依然としてロザの行方は知れないままだった。そんな中、ある女性が冬治への接触を試みる。その女性とは、アリスの開発者・千早響子博士。ロザの行方を知るという彼女の口から語られるのは、アリスの誕生にまつわる、哀しき物語だった…。幾多の断片は互いに絡み合い、ロザへと収斂する。果たして冬治は、“あきらの心”を救うことができるのか?頼もしき仲間たちの助けを得て、物語は終幕へとひた走る―。伊吹契×大槍葦人のタッグが贈る“未来の童話”、ここに完結―。

【著者紹介】
伊吹契 : 作家。1983年東京生まれ。法政大学経済学部卒業後、システムエンジニアとして会社勤務。『アリス・エクス・マキナ』シリーズ第一作で星海社FICTIONS新人賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • θ(シータ)

    「ねぇ、あきらちゃん。大好きだよ」伊吹契×大槍葦人が贈る"未来の童話"、ここに完結。……良かった…本当に良かった(T ^ T)最初が救いがない鬱展開過ぎて最後がどうなるかと思ったけど上手く纏められていた。主人公の朝倉冬治、幼じみに似るロゼ、ALICEのアリサ、他のキャラクターもとても良くこれで完結なのが名残惜しい。そして、最後のロゼの選択はまさに題名にある《愛惜》そのもの。この結果が最善だったのかは分からないけど考えて考えて考え抜いて選択をしたそれでいいんだと思う。星6つ【⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️】

  • ぼりよこ

    右手で掴んだ対象に高圧電流を流し込むってそれちょっと違うけど紅蓮弐式じゃん。あとがきから作者が一人一人のキャラに役割を担わせた上でストーリー展開されていることによく考えられてるなぁと思わされた。話はとても面白く、ALICEの可能性と、問題が描かれていたかなと。幼馴染みとロザを探す切なさが凄い良かったのとあきらの実の母親の苦悩がまた切なく美しかった。莉子がちょっと報われなさすぎて悲しかったのだが、物語の外側としてこれからの発展を妄想。ALICEとは何なのか。凄く考えさせられる傑作です。

  • 柏葉

    新年早々今年の運を使い切ってしまったのではないかと思うほどの良作、いや傑作に出会った。全3巻によるアンドロイドとヒトとの物語。夢中になって読んでいる間は現実のことなんか忘れていて、アンドロイドとヒトの儚い夢と、微かな希望と失われた命と愛と、足りなかった勇気と言葉と想いとに浸っていた。切ない、辛い、寂しい、愛しい、悲しい、悔しい、慟哭と微笑み、笑顔と虚無、ただ一つの言葉では、この物語のもつ想いを切り取ることなど出来はしない。「未来の童話」というキャッチフレーズが相応しい。 スピンオフ、超絶読みたいです。

  • ローリー

    二巻に引き続き読了。何とも言えぬ、深い余韻のある結末でした。今作は二巻と思うと最初から物語が動いていたので、読み始めたらスイスイと読めました。ただ、冬治の立場で言うと切なすぎる結末です。誰も幸せにはなってないんじゃとすら思うのですが、ただ一人、ロザだけは幸せなんだろうかと思います。しかし、なんでああもアリス作ってる会社の人間はアリスを好きじゃないんだろう。そこが違和感です。莉子に、そしてモモに対する仕打ちなんか最たる物でした。ですから千早氏の登場は嬉しかったし、救いでした。悲しいけど良い物語でした。

  • 椎名

    アリスという種が人の手から離れ始めた到達点に関してはやはり王道でアンドロイドものと言えばそこに行き着くよなあというところではありましたが、アリサだけではなくロザの選択もまたアリスらしからぬ感傷さと不器用さに溢れていてしんみりといいラストだったと思えました。これが最善だったのかはともかく、ロザがこのラストを選び取ったという事実が非常に良かった。アリサがめちゃくちゃ可愛かったです、次回作にも期待しています。

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