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ISBN 10 : 4812217385
Content Description
手塚治虫も夢見た未来の学問がここに実現。民間で宇宙旅行が計画されるなど、宇宙はかつてないほど身近な場所になってきた。今後、既存のシステムでは対応できない倫理的・法的・社会的問題が生じるだろう。本書では、予想される諸問題に倫理学としてどう取り組むか、総合的・体系的に論じる。
目次 : 宇宙倫理学とは何か/ 付録 二十一世紀の夢(手塚治虫)/ 第1部 宇宙倫理学の方法と総合的アプローチ(宇宙活動はなぜ倫理学を必要とするか/ 宇宙倫理学とエビデンス―社会科学との協働に向けて ほか)/ 第2部 宇宙進出の光と影(政治哲学から見た宇宙政策―有人宇宙探査への公的投資は正当か/ 科学技術社会論から見た宇宙事故災害―スペースシャトル事故から何を学ぶか)/ 第3部 新たな生存圏としての宇宙(宇宙時代における環境倫理学―人類は地球を持続可能にできるのか/ 宇宙に拡大する環境問題―環境倫理問題としてのスペースデブリ ほか)/ 第4部 新たな活動圏としての宇宙(宇宙ビジネスにおける社会的責任―社会貢献と営利活動をどう両立させるか/ 宇宙における安全保障―宇宙の武装化は阻止できるか ほか)/ 第5部 宇宙から人類社会を見直す(宇宙倫理とロボット倫理/ 人類存続は宇宙開発の根拠になるか)
【著者紹介】
伊勢田哲治 : 京都大学大学院文学研究科准教授。専門は科学哲学、倫理学
神崎宣次 : 南山大学国際教養学部教授。専門は倫理学
呉羽真 : 大阪大学先導的学際研究機構共生知能システム研究センター特任助教。専門は心の哲学、科学哲学、倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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