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生態学は環境問題を解決できるか? 共立スマートセレクション

伊勢武史

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784320009318
ISBN 10 : 4320009312
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
巌佐庸 ,  

Content Description

目次 : 1 人と自然と環境問題/ 2 環境倫理と歴史/ 3 答えはひとつに決まらない/ 4 外来種のおはなし/ 5 前向きに何とかしよう/ 6 科学者とは・科学とは/ 7 全力で走らねば

【著者紹介】
伊勢武史 : 2008年ハーバード大学大学院進化・個体生物学部修了(Ph.D.)。現在、京都大学フィールド科学教育研究センター准教授。専門:植物生態学、ビッグデータ解析

巌佐庸 : 1980年京都大学大学院理学研究科博士課程修了。現在、関西学院大学理工学部教授、理学博士。専門:数理生物学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Nさん

    2020年刊行。環境問題に対する「生態学」的なアプローチとはどのようなものか、興味があり手に取った一冊。「生態学」は英語で「エコロジー」だが、「エコ(ロジー)」という言葉は一般的には「環境」に対して用いられることが多い。それ故か、著者は自然科学の領域だけではなく、人間の活動をも含んだ社会科学的な「視野」を大切にしているようだ。若手の研究者が著者ということもあり、本書はとても読みやすく書かれている。内容は、環境倫理・外来種問題などを例に、最適な環境とはどのようなものかを考える。(→続く)

  • 🍭

    図書館本、2020年発行。生態学者は環境問題をどう考えているのかという本でした。生態学の専門家がどのように自分の主張を社会で活用していくべきかについての内容が面白かったです。著者の専門であるシミュレーション研究の手法の話はもう少し掘り下げてほしいと思いますが、入門向けであったり、各分野を紹介するのがメインのレーベルなのかな?と思うとこの内容でもいい気がします。それにしても少し高い気はします(130ページ程度で1800円+税)

  • Atsumi_SAKURADA

    より内容に即した変更を題名に加えると「生態学者は環境問題をどうみるか」です。そもそも環境問題とは何か、解決とはどんな状態か、そして何をどう議論すべきか――といったことが、随想的にとっつきやすく書かれています。環境倫理の教科書本だとともすれば理念的な論点が中心になりますが、環境問題の事象に対する自然科学的な見方とその限界を丁寧に解説しているのが本書の特徴です。授業での議論の題材を提供してくれる本…なのですが、分量にして値段が3分の1、いやせめて半分ならもっと人に勧めやすいのに、と思わないでもないです。

  • くろっこ

    新しい視点がたくさん!!海外の大学で勉強するのもおもしろそう。

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